バイナリ・データを渡すWebサービス・アプリケーション(パート1): 概要このチュートリアルでは、ステートレス・セッションBeanとして実装するWebサービスを含むJava EE Webアプリケーションを作成します。また、4つのJPEGファイルを含むパッケージをWebアプリケーションに追加します。このWebサービスは、クライアントからアクセス可能な2つの操作を提供します。1つはイメージを個別に取得する操作、もう1つは4つのイメージすべてのセットをサムネイルとして取得する操作です。JPEGファイルをバイト配列に変換するプライベート・メソッド、およびそれらのバイト配列をImageオブジェクトに変換するプライベート・メソッドを追加します。Java EEではWebサービスもEJBであるため、これらのプライベート・メソッドを直接Webサービスに追加します。 Webサービスを作成した後、これをGlassFishサーバー3.1以降のインスタンスにデプロイします。NetBeans IDEの組込みWebサービス・テスト・ページを使用して、サンプルSOAPリクエスト・メッセージやレスポンス・メッセージを表示します。 デフォルトのJAX-WSサービス・インフラストラクチャでは、バイナリ・データがJPEGファイルとして解釈される必要があることをクライアントに通知できません。そのため、XMLスキーマ・ファイルとWSDLファイルのコピーを生成し、そのXMLスキーマを編集して、戻り要素としてimage/jpegのコンテンツ・タイプを予想するようクライアントに通知します。また、カスタマイズしたWSDLおよびスキーマを使用するために、サービス・コードを変更します。 最後に、Swingコンポーネントから作成されたアルバムにイメージを表示するJavaクライアント・アプリケーションを作成します。 完全版のサービスとクライアント・アプリケーションは、NetBeansサンプル・カタログからダウンロードできます。 このチュートリアルのレッスン ![]() チュートリアルに必要なソフトウェアこのチュートリアルに従うには、次のソフトウェアとリソースが必要です。
注意: GlassFishサーバーは、NetBeans IDEのJava EEダウンロード・バンドルとともにインストールできます。または、GlassFishサーバーのダウンロード・ページにアクセスしてください。 ヒント: トラブルシューティングのために、完了したサンプルをダウンロードしてソースを調べることもできます(オプション)。 このチュートリアルの最後では、Webサービス経由でJPEGイメージを使用するJava Swingアプリケーションを実行し、次のような結果が表示されるようにします。 ![]() 次の手順:関連項目このチュートリアルを使用する前の背景情報については、次のリソースを参照してください。 メーリング・リストに登録することによって、NetBeans IDE Java EE開発機能に関するご意見やご提案を送信したり、サポートを受けたり、最新の開発情報を入手したりできます。 |
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