PHPを使用するデータベース駆動型アプリケーションの作成

レッスン1b: Oracleデータベース表の作成

このページの内容は、NetBeans IDE 7.2、7.3、7.4および8.0に適用されます

このレッスンでは、ウィッシュ・リスト・アプリケーションの開発での最後の準備手順である、テスト・データを持つサンプルのデータベースの作成を示します。このチュートリアルの手順を完了するには、ウィッシャのデータを格納するデータベースが必要です。NetBeans IDEでは、IDEのインタフェースを使用して、これらのアクティビティをすべて実行できます。
始める前に、PHPを使用するCRUDアプリケーションの作成 - メイン・ページにあるチュートリアルの要件を確認してください。

現在のドキュメントは、PHP向けのNetBeans IDEでのCRUDアプリケーションの作成というPHPチュートリアルの一部です。


データベースのユーザーの作成

この手順では、最初にユーザーを作成し、次にそのユーザーとして表を作成します。

ユーザーを作成するには、Oracleのツールを使用するか、またはNetBeans IDEからデータベースに接続してIDEのSQLエディタを使用します。NetBeans 7.0は、現在ベータ版または開発ビルドとしてのみ利用できますが、Oracleデータベースへの接続が改善されています。NetBeans IDEからOracleデータベースに接続し、そのデータベース内でユーザーを作成する方法を学習するには、Oracleデータベースへの接続のチュートリアルを参照してください。

選択したツールを使用して、次のユーザーを作成します。

ユーザー名 phpuser
パスワード phpuserpw
システム権限 CREATE TABLE
CREATE VIEW
CREATE SEQUENCE
CREATE TRIGGER
ロール(Oracle Database 10.x) CONNECT
RESOURCE

このユーザーを作成するためのSQLコマンド・セットの例を次に示します。これらのコマンドでは、データベースに表領域USERSおよびTEMPが存在することが前提になります。

drop user phpuser cascade;

create user phpuser identified by phpuserpw;

grant connect, resource to phpuser;

alter user phpuser default tablespace users temporary tablespace temp account unlock;

サンプル・データベースの構造の設計

必要なデータをすべて準備して格納するには、次の2つの表が必要です。

  • 登録済ユーザーの名前とパスワードを格納するwishers表
  • ウィッシュの説明を格納するwishes表
サンプル・データベースの構造: wisher-idを介して関連付けられた2つの表

wishers表には次の3つのフィールドがあります。

  1. ID (id) - ウィッシャの一意のID。このフィールドは主キーとして使用されます。
  2. name
  3. password

wishes表には次の4つのフィールドがあります。

  1. ID (id) - ウィッシュの一意のID。このフィールドは主キーとして使用されます。
  2. ウィッシャのID (wisher_id) - ウィッシュが属するウィッシャのID。このフィールドは外部キーとして使用されます。
  3. description
  4. 期日(due_date) - ウィッシュがリクエストされる日付

表はウィッシャのIDを介して関連付けられます。wishesのdue_date以外のフィールドは、すべて必須です。

Oracleデータベース・スキーマの作成

  1. 作成したユーザーとしてデータベースにログインします。

    NetBeans IDE経由で接続する場合、新しいユーザーの名前とパスワードを使用して接続を作成します。ユーザーと同じ名前を持つスキーマを選択するようにします。(Oracleデータベースへの接続チュートリアルのOracleデータベースへの接続の確立の項を参照。)

  2. wishers表を作成するには、次のSQL問合せを実行します。
    create table wishers (
    id number not null,
    name varchar2(50) unique not null,
    password varchar2(50) not null,
    constraint wishers_pk primary key(id)
    );
  3. wishes表を作成するには、次のSQL問合せを実行します。wishesとwisherを関連付けるために、外部キーを作成します。
    create table wishes (
    id number not null,
    wisher_id number not null,
    description varchar2(255) not null,
    due_date date,
    constraint wishes_pk primary key(id),
    constraint wishes_fk1 foreign key(wisher_id) references wishers(id)
    );
  4. 新しい表がデータベースに追加されたことを確認します。NetBeans IDEを使用してデータベースに接続している場合、「サービス」ウィンドウのjdbc:oracle:thin:@localhost:1521:XE [PHPUSERのphpuser]接続ノードに移動します。新しい表が「表」ノードに一覧表示されます。(それらが表示されない場合、接続を右クリックして「リフレッシュ」を選択します。)
    NetBeans IDEの「サービス」ウィンドウに表示されたデータベース表

注意: Oracleデータベース表を作成するための一連のSQLコマンドは、ここからダウンロードできます。

ID値を増分するための順序およびトリガーの追加

Oracleデータベースでは、値を増分するために順序を指定する必要があります。表に新しいメンバーが追加されたときに値を増分するには、トリガーを追加します。

  1. wishers表の順序を追加するには、次のSQLコマンドを実行します。
    create sequence wishers_id_seq start with 1 increment by 1;
  2. 新しいウィッシャを追加したときにwishers表のID列で順序をトリガーするには、次のSQLコマンドを実行します。
    create or replace trigger wishers_insert
    before insert on wishers
    for each row
    begin
    select wishers_id_seq.nextval into :new.id from dual;
    end;
    /
  3. wishes表の順序を追加します。
    create sequence wishes_id_seq start with 1 increment by 1;
  4. 新しいウィッシュを追加したときにwishes表のID列で順序を実行するためのトリガーを追加します。
    create or replace trigger wishes_insert
    before insert on wishes
    for each row
    begin
    select wishes_id_seq.nextval into :new.id from dual;
    end;
    /

注意: 順序およびトリガーを含む、Oracleデータベース表を作成するための一連のSQLコマンドは、ここからダウンロードできます。

テスト・データの入力

アプリケーションをテストするには、データベース内にいくつかのデータが必要です。以降の例では、2つのウィッシャと4つのウィッシュを追加する方法を示します。

  1. Tomという名前でパスワードが「tomcat」のウィッシャを追加します。
    insert into wishers (name, password) values ('Tom','tomcat');
  2. Jerryという名前でパスワードが「jerrymouse」のウィッシャを追加します。
    insert into wishers (name, password) values ('Jerry', 'jerrymouse');
    commit;
  3. ウィッシュを追加します。
    insert into wishes (wisher_id, description, due_date) 
    values (1, 'Sausage', to_date('2008-04-01', 'YYYY-MM-DD'));

    insert into wishes (wisher_id, description)
    values (1, 'Icecream');


    insert into wishes (wisher_id, description, due_date) values (2, 'Cheese', to_date('2008-05-01', 'YYYY-MM-DD'));

    insert into wishes (wisher_id, description)
    values (2, 'Candle');
    commit;
  4. テスト・データを追加したことを確認します。NetBeans IDEを使用してテスト・データを表示する場合、関連する表でマウスの右ボタンをクリックし、コンテキスト・メニューから「データを表示」を選択します。
    NetBeans IDEインタフェースを使用して入力したテスト・データの表示

データベースの原則とデザイン・パターンの一般的な知識については、チュートリアルhttp://www.tekstenuitleg.net/en/articles/database_design_tutorial/1を確認してください。

OracleのCREATE TABLE文の構文の詳細は、http://download.oracle.com/docs/cd/B19306_01/server.102/b14200/statements_7002.htmを参照してください。

注意: Oracleデータベース表を作成するための一連のSQLコマンドは、ここからダウンロードできます。

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