NetBeans Java ME CDC開発のクイック・スタート・ガイド概要Connected Device Configuration (CDC)アプリケーションは、2MB以上のメモリーを搭載したモバイル・デバイスや埋込みデバイスで動作するように設計されています。この構成は、MIDPベースの携帯電話よりも機能豊富なJVMをサポートするものです。これらの携帯電話は通常はメモリーが大幅に少なく、CLDC (Connected Limited Device Configuration)を使用します。このチュートリアルでは、NetBeans IDEを使用して、Java Platform Micro Edition (Java MEプラットフォーム)のCDCアプリケーションを作成する方法を示します。使用可能な3つのCDCプロファイル用の単純なフォームをデバイス・エミュレータに表示するJava ME CDCプロジェクトを作成する方法を示します。このドキュメントは、できるだけ短時間でアプリケーションを作成できるように編集されています。 内容![]()
要件このチュートリアルを完了するには、次のソフトウェアとリソースが必要です。
CDCエミュレータ・プラットフォームの追加サポートされているCDCプロファイルWindowsオペレーティング・システム用のIDEインストーラには、Java ME SDK 3.0が組み込まれており、これを使用してCDCアプリケーションを開発できます。異なるCDCエミュレータ・プラットフォームによって、異なる開発プロファイルがサポートされることに注意してください。主な開発プロファイルと、これらをサポートするエミュレータは次のとおりです。
使用可能なプラットフォームサポートされている次のエミュレータ・プラットフォームを追加する手順は、NetBeans CDCプラットフォーム・エミュレータの設定ガイドで説明しています。
後続の各項では、使用可能なプロファイルを使用してCDCプロジェクトを作成し、個人用プロファイルとAGUIプロファイルのアプリケーションではIDEのGUIビルダーを使用してユーザー・インタフェースを拡張します。 新しいCDCアプリケーションの作成 - Personal Basis Profileここでは、Java ME SDK 3.0を使用して、Personal Basis Profile (PBP) 1.1プロファイル用のCDCアプリケーションを作成します。
プロジェクトをデバッグし、JUnitフレームワークを使用してCDCプロジェクト用のテストを作成することもできます。 新しいCDCアプリケーションの作成 - Personal Profileここでは、Symbian OS、Java、Personal Profile用のNokia Series 80プラットフォームSDKを使用して、個人用プロファイルのアプレットを作成します。Sony EricssonプラットフォームもPersonal Profileをサポートしています。
GUIビルダーを使用したアプリケーション・インタフェースの作成GUIビルダーは、通常のJ2SE開発のときと同じように使用できます。GUIビルダーでMain.javaフォームを右クリックし、「レイアウトを設定」>「フリー・デザイン」を選択します。次に「パレット」ウィンドウからGUIビルダーのデザイン領域まで、コンポーネントをドラッグ・アンド・ドロップします。 注意: フォームではAWTコンポーネントのみを使用するように注意してください。すべてのNokia Series 80デバイスはPersonal Profileをサポートしているため、AWTウィジェットのみを使用できます。 IDEのGUIビルダーの使用については、Java GUIアプリケーションの学習を参照してください。 完了したら、「プロジェクト」ウィンドウでプロジェクトを右クリックし、「プロジェクトの実行」を選択します。アプリケーションが、デバイス・エミュレータの「アプリケーション」メニューに表示されます。これでエミュレータでデバイスを実行できます。 プロジェクトをデバッグし、JUnitフレームワークを使用してテストを作成およびデバッグすることもできます。 関連項目
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