C/C++/Fortran向けのNetBeans IDEの構成

このドキュメントでは、NetBeans IDEでのC/C++サポートのダウンロード、インストールおよび構成に関する情報を提供します。C/C++で開発するには、NetBeans IDEに、C/C++プラグイン・モジュールと、サード・パーティ製のC/C++コンパイラ、makeユーティリティおよびデバッガが必要です。

内容

このページの内容は、NetBeans IDE 7.2に適用されます

このチュートリアルに従うには、次のソフトウェアとリソースが必要です。

ソフトウェアまたはリソース 必須バージョン
NetBeans IDE バージョン7.2とNetBeans C/C++プラグイン
Java Developer Kit (JDK) バージョン6以降

IDEでのC/C++/Fortranの有効化

NetBeans IDEは動的なモジュール方式のIDEであり、プログラムのモジュールを追加および除去することによって変更できます。プラグイン・モジュールのインストールによって機能を追加するか、またはプラグイン・モジュールのアンインストールによって機能を除去できます。プラグインの詳細は、NetBeans IDE のオンライン・ヘルプを参照してください。

NetBeans IDEでC、C++またはFortranプログラムを使用して作業する場合は、NetBeansインストールにC/C++プラグインが含まれている必要があります。

プラグインの名前はC/C++ですが、Fortranプログラミングのサポートも含まれています。

NetBeans IDE 7.2をまだインストールしていない場合

NetBeans IDEをまだインストールしていない場合は、NetBeans IDE 7.2ダウンロード・ページからC/C++バンドルまたはすべてのバンドルのいずれかをダウンロードしてください。JavaやRubyなどの他の言語を使用しない場合は、C/C++バンドルをダウンロードしてください。

NetBeans IDE 7.2はあるがC/C++プラグインがあるかわからない場合

すでにNetBeans IDEがある場合、そのNetBeans IDEにC/C++プラグインが含まれているかを確認するには、「ファイル」>「新規プロジェクト」を選択します。C/C++が「カテゴリ」の1つとしてリストされている場合は、C/C++プラグイン・モジュールが存在します。コンパイラおよびツールのインストールと設定の項にスキップしてください。

NetBeans IDE 7.2はあるがC/C++プラグインがない場合

「ファイル」>「新規プロジェクト」を選択したとき、NetBeans IDEにC/C++プロジェクトのカテゴリが表示されない場合は、次の手順を完了してC/C++プラグイン・モジュールをIDEに追加します。

  1. ネットワークでプロキシを使用している場合は、IDEで「ツール」>「オプション」>「一般」を選択し、「手動でプロキシ設定」を選択して、プロキシの「HTTPプロキシ」および「ポート」を入力して「OK」をクリックします。
  2. 「ツール」>「プラグイン」を選択します。
  3. 「プラグイン」ダイアログ・ボックスで、「使用可能なプラグイン」タブをクリックし、「C/C++」カテゴリまでスクロールします。
  4. 「C/C++」チェックボックスを選択し、「インストール」をクリックしてNetBeans IDEのインストーラを起動します。
  5. NetBeans IDEのインストーラで「次」をクリックします。
  6. ライセンス契約を読み、ライセンス契約条件への同意のチェックボックスを選択し、「次」をクリックします。
  7. 「インストール」をクリックします。
  8. インストールの完了後、「今すぐIDEを再起動」または「後でIDEを再起動」のいずれかを選択し、「終了」をクリックします。

コンパイラおよびツールのインストールと設定

NetBeans C/C++モジュールには、Cコンパイラ、C++コンパイラ、makeユーティリティおよびgdbデバッガが必要です。開発システムのプラットフォームに応じて、次の手順を参照してください。

Microsoft Windows
Oracle Solaris OS
Linux
Macintosh OS X

Microsoft Windows

NetBeans C/C++モジュールは、CygwinおよびMinGWのコンパイラでテストされています。CygwinとMinGWを両方インストールする場合は、これらのインストール場所を完全に別々にして、CygwinとMinGWのツールをIDEの1つのツール・コレクションに混合しないように注意してください。

注意:WindowsでQtを使用する場合は、Qt SDKに含まれているMinGWを使用する必要があります。MinGWを個別にインストールしないでください。

Cygwinのコンパイラおよびツール
MinGWのコンパイラおよびツール

Cygwinのコンパイラおよびツール

NetBeans C/C++モジュールは、Cygwin.comの次のコンパイラおよびツールでテストされています。

ソフトウェアまたはリソース テスト済のバージョン 説明
cygwin1.dll 1.7.7、1.7.9 Windows向けのCygwinのLinux系の環境
gcc 4.3.4 CygwinのCコンパイラ
g++ 4.3.4 CygwinのC++コンパイラ
gdb 6.8 CygwinのGNUデバッガ
make 3.81 Cygwinのmakeユーティリティ

Cygwinのgccコンパイルとg++コンパイラ、GNUのmakeおよびgdbデバッガがWindowsシステムにすでにインストールされていて、それらを検出するためのパスが正しく設定されている場合は、適切なバージョンであることを確認してください。

Cygwinのコンパイラおよびツールのバージョンを確認するには:

  1. Cygwin環境のバージョンを確認するには、Windowsのコマンド・プロンプトで次のコマンドを入力します。

    C:\> cygcheck -c cygwin
  2. Cygwinのgccコンパイラとg++コンパイラ、makeおよびgdbのバージョンを確認するには、Windowsのコマンド・プロンプトで次のコマンドを入力します。
    C:\> gcc --version
    C:\> g++ --version
    C:\> make --version
    C:\> gdb --version
    

正しいバージョンの場合、以降の設定は必要ありません。インストールの確認を参照して、ツールがNetBeans IDE用に正しくインストールされていることを確認してください。

GNUのgccコンパイラとg++コンパイラ、makeおよびgdbデバッガをcygwin.comからインストールするには:

  1. Cygwinのインストールおよび使用方法の全情報は、Cygwin User's Guideを参照してください。
  2. Cygwinのsetup.exeプログラムをダウンロードするには、左のナビゲーション・バーの「Install Cygwin」をクリックするか、またはこのsetup.exeの直接リンクをクリックします。
  3. setup.exeプログラムを実行します。Select Your Internet Connectionページが表示されるまでデフォルトを受け入れます。このページで最適なオプションを選択します。「次」をクリックします。
  4. Choose Download Siteページで、比較的近いと思われるダウンロード・サイトを選択します。「次」をクリックします。
  5. Select Packagesページで、ダウンロードするパッケージを選択します。「Devel」の横の「+」をクリックして、開発ツールのカテゴリを展開します。ウィンドウのサイズを変更すると、より多くの情報を一度に表示できます。
  6. ダウンロードするパッケージの横にある「Skip」ラベルをクリックして、各パッケージを選択すると、ダウンロードするパッケージのバージョン番号が表示されます。少なくとも、次を選択します:
    • gcc-core: Cコンパイラ
    • gcc-g++: C++コンパイラ
    • gdb: GNUデバッガ
    • make: GNUバージョンの'make'ユーティリティ
    選択したパッケージで必要になるパッケージも自動的に選択されます。
  7. 「次へ」をクリックしてダウンロード・サイトに接続し、選択したパッケージをダウンロードして、インストールの完了後に「完了」をクリックします。
  8. Cygwinコンパイラのディレクトリをパスに追加して、NetBeans IDEでツール・コレクションが検出されるようにします。

    1. コントロール・パネルを開きます。
      - Windows XPの場合は、「スタート」>「設定」>「コントロール パネル」を選択し、「システム」をダブルクリックします。
      - Windows 7の場合は、「スタート」メニューの検索ボックスに「var」と入力すると、システム環境変数を編集するためのリンクをすばやく検索できます。
    2. 「詳細設定」タブを選択し、「環境変数」をクリックします。
    3. 「環境変数」ダイアログの「システム環境変数」パネルで、Path変数を選択し、「編集」をクリックします。
    4. cygwin-directory\binディレクトリへのパスをPath変数に追加し、「OK」をクリックします。デフォルトでは、cygwin-directoryC:\cygwinです。ディレクトリ名はセミコロンで区切る必要があります。編集したパスは、%SystemRoot%\system32;%SystemRoot%;C:\Program Files\QuickTime\QTSystem;C:\cygwin\binのようになります。
    5. 「環境変数」ダイアログおよび「システムのプロパティ」ダイアログで「OK」をクリックします。
    6. インストールの確認を参照して、ツールがNetBeans IDE用に正しくインストールされたことを確認します。

MinGWのコンパイラおよびツール

NetBeans IDE 7.2は、UNIX系の環境であるMinimalist GNU for Windows (MinGW)およびMinimal System (MSYS)でテストされています。テスト済のバージョンとインストール手順を次に示します。

注意:WindowsでQtを使用する場合は、MinGWを個別にインストールするのではなく、
Qt SDKに含まれているバージョンのMinGWを使用する必要があります。

ソフトウェアまたはリソース テスト済のバージョン 説明
gcc 4.6.2 Cコンパイラ
g++ 4.6.2 MinGWのC++コンパイラ
gdb 7.4 MinGWのGNUデバッガ
make 3.81 MSYSのmakeユーティリティ
MinGWのmakeはサポートされていないことに注意

GNUのコンパイラ、makeおよびgdbデバッガをmingw.orgからインストールするには:

  1. 「コンピュータの管理者」権限があるアカウントを使用してWindowsにログインします。
  2. mingw.orgのHow To Install the MinGW (GCC) Compiler Suiteから自己抽出型のインストーラをダウンロードするか、または便利な方法としてはこの直接リンクからダウンロードできます。
  3. WindowsでMinGWインストーラを実行します。
  4. MinGWインストーラで、Choose Componentsページが表示されるまでデフォルトを受け入れます。
  5. Choose Componentsページで、「g++ compiler」を選択します。gccコンパイラはインストールに自動的に含まれるため、選択可能なコンポーネントではありません。
  6. MSYSのmakeを使用する必要があるため、個別にダウンロードされるMinGW makeは選択しないでください。「次」をクリックします。
  7. 別の場所からコンパイラを使用する場合に発生する可能性のある問題を最小限にするために、宛先のフォルダとして可能なかぎりデフォルトのC:\MinGWフォルダを使用してください。
  8. 「Install」をクリックしてMinGWのツールをインストールし、次に「Next」をクリックした後、「Finish」をクリックします。
  9. MinGW wikiのEnvironment Settingsの説明に従って、C:\MinGW\binディレクトリをパスに追加します。
  10. MinGW MSYS wikiでMSYSに関するインストール手順を参照してください。インストールする必要があるのは、MSYS 1.0ファイルのみです。wikiページに記載されているDTKやCoreのファイルをインストールする必要はありません。
  11. 便利な方法として、このMSYS-1.0.10.exeへの直接リンクからダウンロードできます。
  12. MSYSのインストール時に「コンピュータの管理者」権限のあるWindowsアカウントを使用していることを確認してください。制限付きのユーザー・アカウントでMSYSをインストールした場合は、後でプロジェクトをビルドおよび実行しようとしたときに、NetBeans IDEで問題が発生する可能性があります。
  13. MSYS-1.0.10.exeインストーラを実行し、デフォルトを受け入れます。
  14. gdbデバッガをインストールするには、このgdb-7.0-2-mingw32-bin.tar.gzへの直接リンクからダウンロードします。このgdbアーカイブを抽出するには、gzip、7-zipまたはWinZipなど、Windowsのzipユーティリティが必要です。
  15. gdb-7.0-2-mingw32-bin.tar.gzをC:\MinGWディレクトリに解凍し、gdb実行可能ファイルがC:\MinGW\binディレクトリにインストールされるようにします。
  16. インストールの確認を参照して、ツールがNetBeans IDE用に正しくインストールされたことを確認します。

Oracle Solaris OS

Oracle Solaris OSで、GNUツールまたはOracle Solaris Studioツールを使用できます。GNUツールは、デフォルトでOracle Solaris 10 OSおよびOracle Solaris 11 OSの/usr/sfw/binディレクトリに含まれています。Oracle Solaris Studioソフトウェアは、無料でダウンロードできる開発者ツールのスイートです。Oracle Solaris StudioコンパイラはSunのハードウェア用に最適化されており、パフォーマンス調整されたOracle Solarisのバイナリを簡単に作成できるようにします。

NetBeans IDE 7.2は、次のコンパイラとツールでテスト済です。

ソフトウェアまたはリソース テスト済のバージョン 説明
cc 5.10、5.11、5.12 Sun Studio 12 Update 1、Oracle Solaris Studio 12.2およびOracle Solaris Studio 12.3のCコンパイラ
CC 5.10、5.11、5.12 Sun Studio 12 Update 1、Oracle Solaris Studio 12.2およびOracle Solaris Studio 12.3のC++コンパイラ
gcc 3.4.3、3.4.6 GNUのCコンパイラ
g++ 3.4.3、3.4.6 GNUのC++コンパイラ
gdb 6.8 GNUデバッガ
gmake 3.81 GNU make
make 3.81 Solaris make
dmake 7.9、8.0、8.1 Sun Studio 12 Update 1、Oracle Solaris Studio 12.2およびOracle Solaris Studio 12.3の分散makeユーティリティ

Oracle Solaris Studio 12.3のコンパイラ

Oracle Solaris 10またはOracle Solaris 11でOracle Solaris Studio 12.3のコンパイラを使用する場合

  • Oracle Solaris Studio 12.3ソフトウェアがインストールされている場合は、NetBeans IDEを起動する前に、/installation directory/solarisstudio12.3/binがパスに含まれていることを確認します。Solaris 10 OSおよびSolaris 11 OSでのデフォルトの場所は/opt/solarisstudio12.3/binです。
  • Oracle Solaris Studio 12.3ソフトウェアをインストールしていない場合は、http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/solarisstudio/downloads/index-jsp-141149.htmlから無料でダウンロードできます。

Oracle Solaris 10でOracle Solaris Studio 12.3のコンパイラをダウンロードしてインストールするには:

  1. ダウンロードするファイル用のディレクトリを作成します。このディレクトリに対する書込み権限が必要です。
  2. 使用しているプラットフォーム用のパッケージ・インストーラ・ファイルを、ダウンロード・ディレクトリにダウンロードします。
  3. ダウンロード・ディレクトリに移動して、ダウンロードしたファイルを圧縮解除し、展開します。
    bzcat filename | /bin/tar xvf -
    
  4. Oracle Solaris Studio 12.3インストール・ガイドの第2章の説明に従って、Cコンパイラ、C++コンパイラおよび必要なSolarisパッチをインストールします。
  5. NetBeans IDEを起動する前に、PATHを編集してOracle Solaris Studio 12.3ソフトウェアへのパスを追加します。
  6. インストールの確認を参照して、ツールがNetBeans IDE用に正しくインストールされたことを確認します。

Oracle Solaris 11でOracle Solaris Studio 12.3のコンパイラをインストールするには:

GNUコンパイラとGNU make

GNUコンパイラとGNU makeを使用する場合

  • Oracle Solaris 10 OSまたはSolaris 11 OSの標準インストールがある場合は、コンパイラおよびgmake/usr/sfw/binにインストールされています。NetBeans IDEを起動する前に、この場所がPATHに含まれていることを確認してください。
  • コンパイラおよびgmakeがシステムにインストールされていない場合は、http://www.sunfreeware.comからダウンロードできます。

GNUコンパイラとmakeユーティリティをダウンロードしてインストールするには:

  1. gccおよびmakeをダウンロードします。
  2. ダウンロードzipファイルがダウンロード中に自動的に抽出されない場合は、gunzipを使用して解凍します。
  3. pkgaddコマンドを使用してパッケージをインストールします。
  4. NetBeans IDEを起動する前に、GNUコンパイラ・ディレクトリとGNU makeディレクトリを必ずパスに含めてください。
  5. インストールの確認を参照して、ツールがNetBeans IDE用に正しくインストールされたことを確認します。

gdbデバッガ

Oracle Solaris StudioコンパイラとSolaris make、またはGNUコンパイラとGNU makeのいずれを使用する場合でも、NetBeans IDEでアプリケーションをデバッグするには、gdbデバッガが必要です。gdbhttp://www.sunfreeware.comからダウンロードできます。

gdbをダウンロードしてインストールするには:

  1. gdb 6.8をダウンロードします。
  2. ダウンロードzipファイルがダウンロード中に自動的に抽出されない場合は、gunzipを使用して解凍します。
  3. pkgaddコマンドを使用してパッケージをインストールします。
  4. NetBeans IDEを起動する前に、gdbへのパスを必ずPATHに含めてください。
  5. インストールの確認を参照して、ツールがNetBeans IDE用に正しくインストールされたことを確認します。

Linux

Linuxプラットフォームで、GNUツールまたはOracle Solaris Studioツールを使用できます。

NetBeans IDEは、次のコンパイラとツールでテスト済です。

ソフトウェアまたはリソース テスト済のバージョン 説明
cc 5.10、5.11、5.12 Sun Studio 12 Update 1、Oracle Solaris Studio 12.2およびOracle Solaris Studio 12.3のコンパイラ
CC 5.10、5.11、5.12 Sun Studio 12 Update 1、Oracle Solaris Studio 12.2およびOracle Solaris Studio 12.3のコンパイラ
gcc 4.6.3 GNUのCコンパイラ
g++ 4.6.3 GNUのC++コンパイラ
gdb 7.4 GNUデバッガ
gmake 3.81 GNU make
dmake 7.9、8.0、8.1 Sun Studio 12 Update 1、Oracle Solaris Studio 12.2およびOracle Solaris Studio 12.3の分散makeユーティリティ


Linux上のOracle Solaris Studio 12.2のコンパイラ

Linux OSでOracle Solaris Studio 12.3のコンパイラを使用する場合

  • Oracle Solaris Studio 12.3ソフトウェアがインストールされている場合は、NetBeans IDEを起動する前に、/installation directory/solarisstudio12.3/binがパスに含まれていることを確認します。Linuxのパッケージでインストールした場合、デフォルトの場所は/opt/oracle/solarisstudio12.3/binです。
  • Oracle Solaris Studio 12.3ソフトウェアをインストールしていない場合は、http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/solarisstudio/downloads/index-jsp-141149.htmlから無料でダウンロードできます。

Oracle Solaris Studio 12.3のコンパイラをダウンロードしてインストールするには:

  1. ダウンロードするファイル用のディレクトリを作成します。このディレクトリに対する書込み権限が必要です。
  2. デスクトップやダウンロード・ディレクトリなどの特定の場所にプロンプトなしでダウンロードするようにブラウザが設定されている場合は、ブラウザのプリファレンスを設定して、作成したディレクトリにダウンロードされるようにします。Firefoxの場合、ダウンロード・ディレクトリは「編集」>「環境設定」>「メイン」で設定されます。
  3. 使用しているプラットフォーム用のファイルを、作成したダウンロード・ディレクトリにダウンロードします。パッケージはOracle Linux、Red Hat Enterprise LinuxおよびSuSE Linux Enterprise System用であるため、Ubuntuを使用している場合、インストールするディレクトリにTARファイル・インストールをダウンロードします。UbuntuはOracle Solaris Studio IDEで公式にサポートされているプラットフォームではありませんが、コンパイラはNetBeans IDEでの使用がテスト済で、動作することがわかっていることにも注意してください。
  4. ダウンロード・ディレクトリに移動して、ダウンロードしたファイルを圧縮解除し、展開します。
    bzcat filename | tar xvf -
    
  5. RPMパッケージをダウンロードした場合は、Oracle Solaris Studio 12.3インストール・ガイドの第2章の説明に従って、Cコンパイラ、C++コンパイラおよびFortranコンパイラをインストールします。
  6. NetBeans IDEを起動する前に、PATHを編集してOracle Solaris Studioソフトウェアへのパスを追加します。
  7. インストールの確認を参照して、ツールがNetBeans IDE用に正しくインストールされたことを確認します。

Oracle LinuxまたはRed Hat Enterprise LinuxでGNUデバッガをダウンロードおよびインストールするには、次を入力します:

yum install gdb

UbuntuでGNUデバッガをダウンロードおよびインストールするには、次を入力します:

apt-get install gdb

Macintosh OS X

NetBeans IDEは、次のコンパイラとツールでテスト済です。

ソフトウェアまたはリソース テスト済のバージョン 説明
gcc 4.2.1 Mac OS X 10.6のGNU Cコンパイラ
g++ 4.2.1 Mac OS X 10.6のGNU C++コンパイラ
gdb 6.3.5 Mac OS X 10.6のGNUデバッガ
make 3.81 Mac OS X 10.6のGNU make

Macintosh OS Xで提供されている次のパッケージをインストールしてください。

  • Xcode
  • X11

これらのパッケージは、無償のADCメンバーシップを使用してApple Developer Connectionからダウンロードすることもできます。


インストールの確認

インストールが正しく行われたことを確認するには、NetBeans IDEを起動し、サンプル・プロジェクトをビルドして、gdbデバッガ内で実行します。

NetBeans IDEの起動

IDEを起動するには、次のいずれかを行います。

  • デスクトップ上のNetBeans IDEのアイコンをダブルクリックします。
  • LinuxまたはSolarisプラットフォームで、NetBeansインストールのbinサブディレクトリに移動し、./netbeansと入力します。
  • デスクトップ・メニューからNetBeans IDEを起動します。
    この方法はWindowsプラットフォームでは使用できますが、Solaris 10 OSとSolaris 11 OS、および一部のLinuxプラットフォームでは使用できない場合があります。

ツールをテストするサンプル・プロジェクトのビルド

すべてのプラットフォームで、コンパイラのインストールをテストするためにサンプル・プロジェクトをビルドでき、gdbのインストールをテストするためにそのサンプル・プロジェクトをデバッガで実行できます。

サンプル・プロジェクトをビルドして、デバッガ内で実行するには:

  1. 「ファイル」>「新規プロジェクト」を選択して、新規プロジェクト・ウィザードを開きます。
  2. ウィザードのプロジェクトを選択ページの「カテゴリ」パネルで、「サンプル」カテゴリを展開し、「C/C++」サブカテゴリを選択します。
  3. 「プロジェクト」パネルでWelcomeプロジェクトを選択します。「次」をクリックします。
  4. プロジェクトの名前と場所ページで「終了」をクリックします。
  5. 「プロジェクト」ウィンドウで、Welcome_1プロジェクトを右クリックし、「ビルド」を選択します。コンパイラとmakeユーティリティが正しくインストールされていて、それらへのパスが設定されていると、「出力」ウィンドウにビルド出力が表示され、プロジェクトが正常にビルドされます。
  6. プロジェクトの「ソース・ファイル」ノードを展開し、welcome.ccファイルをダブルクリックして、ソース・エディタで開きます。
  7. 「ソース・エディタ」ウィンドウで、任意の行の横にある左マージンをクリックしてブレークポイントを設定します。
  8. プロジェクトを右クリックし、「デバッグ」を選択します。gdbデバッガが正しくインストールされていて、そのパスが設定されていると、gdbが起動し、「デバッガ」タブが表示され、Welcomeアプリケーションが実行されてブレークポイントで停止します。
  9. 「デバッグ」>「続行」を選択して、最後までアプリケーションを実行します。
  10. プロジェクトがビルドされない、またはデバッガが機能しない場合は、次の項を参照してください。

ツールの問題のトラブル・シューティング

  1. 「ツール」>「オプション」を選択し、「オプション」ダイアログ・ボックスの上部のパネルで「C/C++」をクリックします。
  2. 「ビルド・ツール」タブで「ツール・コレクション」リストを参照して、使用するツール・コレクションがリストされているかを確認します。
  3. リストされている場合はそのツール・コレクションを選択して、ツールへのパスを確認します。「ベース・ディレクトリ」パスが正しくない場合、パス環境変数の設定時に誤りがあった可能性があります。このドキュメントの使用しているプラットフォームに対応する項で、パスの設定の手順を参照しなおし、必要に応じてパスを修正してください。
  4. ツール・コレクションがリストされていない場合は、「デフォルトに戻す」をクリックします。この結果、使用中の環境をIDEが再走査してツールを検索し、パス環境変数が正しい場合はツール・コレクションが検出されます。
  5. 問題が解決しない場合は、次のように、新しいツール・コレクションを追加してツールのパスを指定します。
    1. 「ツール・コレクション」リストの下の「追加」をクリックします。
    2. コンパイラ、デバッガおよびmakeユーティリティの実行可能ファイルを含むディレクトリを参照します。これは通常binディレクトリです。
    3. ディレクトリを選択し、「開く」をクリックします。IDEによってツールのファミリが決定され、ダイアログ・ボックスの他のフィールドも適切に更新されます。そうでない場合はエラーが表示されます。
    4. ツールが正常に識別された場合は、「ツール・コレクションの追加」ダイアログ・ボックスで「OK」をクリックします。新しいコレクションがリストに表示されます。
    5. 新しいツール・コレクションを選択して「デフォルト」をクリックすると、新しいプロジェクトでこのツール・コレクションが自動的に使用されるようになります。

    問題を解決できない場合は、NetBeans C/C++ユーザー・フォーラムに質問してください。


次の手順

NetBeans IDEを使用したCまたはC++アプリケーションの開発方法を簡単に習得するには、C/C++プロジェクトのクイック・スタート・チュートリアルを参照してください。

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