C/C++/Fortran 向けの NetBeans IDE の構成

このドキュメントでは、NetBeans IDE の C/C++ サポートのダウンロード、インストール、および設定に関する情報を説明します。C/C++ での開発を開始する前に、NetBeans IDE では C/C++ プラグインモジュールと、サード パーティー製の C/C++ コンパイラ、make ユーティリティー、およびデバッガが必要です。

目次

このページの内容は NetBeans IDE 6.8 が対象です

このチュートリアルに従うには、次のソフトウェアとリソースが必要です。

ソフトウェアまたはリソース 必須バージョン
NetBeans IDE 6.8
Java Development Kit (JDK) version 6 または version 5

IDE での C/C++/Fortran の有効化

NetBeans IDE は動的なモジュール方式の IDE です。これは、プログラムのモジュールを追加または削除することによって変更できるということです。プラグインモジュールをインストールすることで機能を追加したり、プラグインモジュールをアンインストールすることで機能を削除したりできます。プラグインの詳細については、NetBeans IDE のオンラインヘルプを参照してください。

NetBeans IDE で C、C++、または Fortran プログラムで作業する場合、使用する NetBeans に C/C++ プラグインが含まれている必要があります。

プラグインの名前は C/C++ ですが、Fortran プログラミングもサポートしています。

NetBeans IDE 6.8 をまだインストールしていない場合

NetBeans IDE をまだインストールしていない場合、C/C++ バンドルまたはすべてバンドルのいずれかを NetBeans IDE 6.8 のダウンロードページからダウンロードしてください。Java や Ruby といったその他の言語を使用しない場合、C/C++ バンドルをダウンロードすることをお勧めします。

NetBeans IDE 6.8 はあるが C/C++ プラグインがあるかわからない場合

すでに NetBeans IDE があり、その NetBeans IDE に C/C++ プラグインがあるかを確認するには、「ファイル」>「新規プロジェクト」を選択します。C/C++ が「カテゴリ」の 1 つとして表示されている場合は、C/C++ プラグインモジュールが存在します。「コンパイラおよびツールのインストールおよび設定」のセクションにスキップしてください。

C/C++ プラグインのない NetBeans IDE 6.8 がある場合

「ファイル」>「新規プロジェクト」を選択したとき、使用中の NetBeans IDE に C/C++ プロジェクトのカテゴリが表示されない場合は、次の手順で C/C++ プラグインモジュールを IDE に追加してください。

  1. ネットワークでプロキシを使用している場合は、IDE で「ツール」>「オプション」を選択します。次に、「手動でプロキシ設定」を選択し、プロキシの「HTTP プロキシ」と「ポート」を入力して「了解」をクリックします。
  2. 「ツール」>「プラグイン」を選択します。
  3. 「プラグイン」ダイアログで「使用可能なプラグイン」タブをクリックし、「C/C++」カテゴリまでスクロールします。
  4. 「C/C++」のチェックボックスを選択し、「インストール」をクリックして NetBeans IDE のインストーラを起動します。
  5. NetBeans IDE のインストーラで「次へ」をクリックします。
  6. ライセンス契約を読み、ライセンス契約条件への同意のチェックボックスを選択し、「次へ」をクリックします。
  7. 「インストール」をクリックします。
  8. インストールが完了したら、「今すぐ IDE を再起動」または「あとで IDE を再起動」のいずれかを選択し、「完了」をクリックします。

コンパイラおよびツールのインストールとセットアップ

NetBeans C/C++ モジュールには、C コンパイラ、C++ コンパイラ、make ユーティリティー、および gdb デバッガが必要です。開発システムのプラットフォームについては、次の手順を参照してください。

Windows
Solaris OS
OpenSolaris OS
Linux
Macintosh OS X

Windows

NetBeans C/C++ モジュールは Cygwin および MinGW のコンパイラでテストされています。Cygwin または MinGW のコンパイラのうち 1 つをインストールします。両方はインストールしないでください。

Cygwin のコンパイラおよびツール
MinGW のコンパイラおよびツール

Cygwin のコンパイラおよびツール

NetBeans の C/C++ モジュールは、次の Cygwin.com のコンパイラおよびツールでテストされています。

ソフトウェアまたはリソース テスト済みのバージョン 説明
cygwin1.dll 1.5.21 Windows 向けの Linux ライクな環境である Cygwin
gcc 3.4.4 Cygwin の C コンパイラ
g++ 3.4.4 Cygwin の C++ コンパイラ
gdb 6.8 Cygwin の GNU デバッガ
make 3.81 Cygwin の make ユーティリティー

Windows システムに Cygwin の gcc および g++ コンパイラ、GNU make、および gdb デバッガがすでにインストールされていて、それらへのパスが正しく設定されている場合は、適切なバージョンであることを確認してください。

Cygwin コンパイラとツールのバージョンを確認する

  1. Windows のコマンドプロンプトで次のコマンドを入力し、Cygwin 環境のバージョンを確認してください。

     C:\> cygcheck -c cygwin
    
  2. Windows のコマンドプロンプトで次のコマンドを入力し、Cygwin の gcc および g++ コンパイラ、make、および gdb のバージョンを確認します。
    C:\> gcc --version
    C:\> g++ --version
    C:\> make --version
    C:\> gdb --version
    
バージョンが適切な場合、以降のセットアップ作業は必要ありません。「インストールの確認」を参照し、ツールが NetBeans IDE に正しくインストールされているか確認してください。

GNU の gcc および g++ コンパイラ、make、および gdb デバッガを cygwin.com からインストールする

  1. Cygwin の setup.exe プログラムをダウンロードするには、ページの中央にある「Install or Update Now!」アイコンをクリックするか、直接この setup.exe のリンクをクリックします。
  2. setup.exe プログラムを実行します。「Select Your Internet Connection」ページになるまで、デフォルト値を受け入れます。「Select Your Internet Connection」ページで、最適なオプションを選択します。「次へ」をクリックします。
  3. 「Choose Download Site」ページで、比較的近いと思われるダウンロードサイトを選択します。「次へ」をクリックします。
  4. 「Select Packages」ページでダウンロードするパッケージを選択します。Devel の横の + をクリックして、開発ツールのカテゴリを展開します。一度に多くの情報を表示するには、ウィンドウのサイズを変更します。
  5. ダウンロードするパッケージの隣にある「スキップ」ラベルをクリックして選択します。これにより、ダウンロードするパッケージのバージョン番号が表示されます。少なくとも、gcc-core (C コンパイラ)、gcc-g++ (C++ コンパイラ)、gdb (GNU デバッガ)、および make (GNU 版 make ユーティリティー) を選択してください。選択したパッケージで必要になるパッケージも自動的に選択されます。
  6. 「次へ」をクリックしてダウンロードサイトに接続し、選択したパッケージをダウンロードして、インストールが完了したら「完了」をクリックします。
  7. 次の操作を行い、Cygwin コンパイラのディレクトリをパスに追加して、NetBeans IDE がツールコレクションを見つけられるようにします。

    1. コントロールパネルを開き (「スタート」>「設定」>「コントロールパネル」)、「システム」をダブルクリックします。
    2. 「詳細設定」タブを選択し、「環境変数」をクリックします。
    3. 「環境変数」ダイアログの「システム変数」パネルで、Path 変数を選択し、「編集」をクリックします。
    4. <cygwin ディレクトリ>\bin ディレクトリへのパスを Path 変数に追加し、「OK」をクリックします。デフォルトでは <cygwin ディレクトリ>C:\cygwin です。それぞれのディレクトリ名はセミコロンで区切ってください。編集したパスは、%SystemRoot%\system32;%SystemRoot%;C:\Program Files\QuickTime\QTSystem;C:\cygwin\bin のようになります。
    5. 「環境変数」ダイアログおよび「システムプロパティー」ダイアログで、「OK」をクリックします。
    6. インストールの確認」を参照し、ツールが NetBeans IDE に正しくインストールされたか確認してください。

MinGW のコンパイラおよびツール

NetBeans IDE 6.8 は UNIX 系の環境である MinGW (Minimalist GNU for Windows) および MSYS (Minimal System) でテストされています。テスト済みのバージョンとインストール手順を次に示します。

ソフトウェアまたはリソース テスト済みのバージョン 説明
gcc 3.4.5 MinGW C コンパイラ
g++ 3.4.5 MinGW C++ コンパイラ
gdb 6.8 MinGW GNU デバッガ
make 3.79.1 MSYS make ユーティリティー
MinGW make はサポートされていません

GNU コンパイラ、make、および gdb デバッガを mingw.com からインストールする

  1. 「コンピュータの管理者」の権限を持つアカウントで Windows にログインします。
  2. 自己抽出型のインストーラを mingw.org の「How To Install the MinGW (GCC) Compiler Suite」にダウンロードするか、または簡単にこの MinGW-5.1.4.exe への直接リンクからダウンロードできます。
  3. Windows で MinGW-5.1.4.exe インストーラを実行します。
  4. MinGW インストーラでは、「Choose Components」ページが表示されるまでデフォルトを受け入れます。
  5. 「Choose Components」ページで「g++ compiler」を選択します。gcc コンパイラはインストールに自動的に含まれるので、コンポーネントは選択できません。
  6. MSYS の make を使用する必要があるため、「MinGW Make」は選択しないでください。MSYS は別途ダウンロードします。「次へ」をクリックします。
  7. 別の場所からコンパイラを使用する場合に発生する問題を最小限にするため、できればダウンロード先のフォルダにはデフォルトの C:\MinGW フォルダを使用してください。
  8. MinGW のツールをインストールするには「Install」をクリックし、次に「Next」をクリックして、最後に「Finish」をクリックします。
  9. C:\MinGW\bin ディレクトリをパスに追加します。これは MinGW Wiki の「Environment Settings」に記載されています。
  10. MSYS のインストール手順は MinGW MSYS wiki を参照してください。 インストールが必要なのは、MSYS 1.0 ファイルのみです。DTK や wiki ページで言及されている Core ファイルはインストールする必要はありません。
  11. 入手しやすいよう、この MSYS-1.0.10.exe への直接リンクからダウンロードできます。
  12. MSYS のインストール時には「コンピュータの管理者」権限のある Windows アカウントを使用していることを確認してください。制限付きのユーザーアカウントで MSYS をインストールした場合は、あとでプロジェクトを構築および実行するときに NetBeans IDE で問題が発生する可能性があります。
  13. MSYS-1.0.10.exe インストーラを起動し、デフォルトを受け入れます。
  14. gdb デバッガをインストールするには、この gdb-6.8-mingw-3.tar.bz2 への直接リンクからダウンロードします。この gdb アーカイブを抽出するには、gzip、7-zip、または WinZip といった Windows 用の zip ユーティリティーが必要です。
  15. gdb-6.8-mingw-3.tar.bz2 を C:\MinGW ディレクトリに展開し、gdb 実行ファイルが C:\MinGW\bin ディレクトリにインストールされるようにします。
  16. インストールの確認」を参照し、ツールが NetBeans IDE に正しくインストールされたか確認してください。

Solaris OS

Solaris OS では、GNU ツールまたは Sun Studio ツールを使用できます。GNU ツールは Solaris 10 OS の /usr/sfw/bin ディレクトリにデフォルトで含まれています。Sun Studio ソフトウェアはフリーでダウンロードできる開発者向けツールのスイートです。Sun Studio コンパイラは Sun のハードウェア用に最適化され、Solaris バイナリに適したパフォーマンスがより簡単に発揮できるようにします。

OpenSolaris を使用している場合は、OpenSolaris OS を参照してください。

NetBeans IDE 6.8 では、次のコンパイラとツールがテスト済みです。

ソフトウェアまたはリソース テスト済みのバージョン 説明
cc 5.9 および 5.10 Sun Studio 12 C コンパイラ
CC 5.9 および 5.10 Sun Studio 12 C++ コンパイラ
gcc 3.4.3 GNU C コンパイラ
g++ 3.4.3 GNU C++ コンパイラ
gdb 6.6 および 6.8 GNU デバッガ
gmake 3.81 GNU Make
make 3.81 Solaris make
dmake 7.8 および 7.9 Sun Studio 12 分散 make ユーティリティー

Sun Studio 12 コンパイラ

Sun Studio 12 コンパイラを Solaris 10 OS で使用する場合

  • Sun Studio 12 ソフトウェアがインストールされている場合は、NetBeans IDE を起動する前に /<インストールディレクトリ>/SUNWspro/bin がパスに含まれていることを確認してください。Solaris 10 OS でのデフォルトの場所は /opt/SUNWspro/bin です。
  • Sun Studio 12 ソフトウェアがインストールされていない場合は、http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/solarisstudio/downloads/ss12-136026.html から無償でダウンロードできます。

Sun Studio 12 のコンパイラをダウンロードしてインストールする

  1. ダウンロードするファイル用のディレクトリを作成します。このディレクトリに対する書き込み権限が必要です。
  2. 使用しているプラットフォーム用のファイルを、ダウンロードディレクトリにダウンロードします。
  3. ダウンロードディレクトリに移動して、ダウンロードしたファイルを圧縮解除し、untar します。
    bzcat <ファイル名>  | tar xvf -
    
  4. Sun Studio 12 クイックインストール (英語、日本語、簡体中国語)』の第 2 章の説明に従って、C コンパイラ、C++ コンパイラ、および必要な Solaris パッチをインストールします。
  5. NetBeans IDE を起動する前に、PATH を編集してパスを Sun Studio ソフトウェアに追加します。
  6. インストールの確認」を参照し、ツールが NetBeans IDE に正しくインストールされたか確認してください。

GNU コンパイラと GNU make

GNU コンパイラと GNU make を使用する場合

  • Solaris 10 OS を標準インストールした場合は、コンパイラおよび gmake/usr/sfw/bin にインストールされています。NetBeans IDE を起動する前に、この場所が PATH に含まれていることを確認してください。
  • コンパイラおよび gmake がシステムにインストールされていない場合は、http://www.sunfreeware.com からダウンロードできます。

GNU コンパイラと make ユーティリティーをダウンロードしてインストールする

  1. gcc および make をダウンロードします。
  2. zip ダウンロードファイルがダウンロード中に自動的に抽出されない場合は、gunzip を使用して展開します。
  3. pkgadd コマンドを使用してパッケージをインストールします。
  4. NetBeans IDE を起動する前に、必ず、GNU コンパイラディレクトリおよび GNU make ディレクトリをパスに含めてください。

gdb デバッガ

Sun Studio コンパイラと Solaris make、または GNU コンパイラと GNU make のどちらを使用する場合でも、NetBeans IDE でアプリケーションをデバッグするには、gbd デバッガが必要です。gdbhttp://www.sunfreeware.com からダウンロードできます。

gdb をダウンロードしてインストールする

  1. gdb 6.6 または 6.8 をダウンロードします。
  2. zip ダウンロードファイルがダウンロード中に自動的に抽出されない場合は、gunzip を使用して展開します。
  3. pkgadd コマンドを使用してパッケージをインストールします。
  4. NetBeans IDE を起動する前に、必ず gdb へのパスを PATH に含めてください。
  5. インストールの確認」を参照し、ツールが NetBeans IDE に正しくインストールされたか確認してください。

OpenSolaris OS

OpenSolaris OS では、GNU ツールまたは Sun Studio ツールを使用できます。どちらのツールコレクションも、pkg コマンドまたは OpenSolaris デスクトップからパッケージマネージャーユーティリティーを使用することで、簡単にダウンロードできます。

NetBeans IDE 6.8 では、次のコンパイラとツールがテスト済みです。

ソフトウェアまたはリソース テスト済みのバージョン 説明
cc 5.9 および 5.10 Sun Studio 12 C コンパイラ
CC 5.9 および 5.10 Sun Studio 12 C++ コンパイラ
gcc 3.4.3 GNU C コンパイラ
NetBeans および OpenSolaris OS の gcc については、NetBeans IDE 6.8 リリースノート を確認してください。
g++ 3.4.3 GNU C++ コンパイラ。
NetBeans および OpenSolaris OS の gcc については、NetBeans IDE 6.8 リリースノート を確認してください。
gdb 6.6 GNU デバッガ (gdb 6.3 は OpenSolaris リポジトリ
にあり、NetBeans IDE 6.8 ではサポートされない)。
gdb 6.6 はテスト目的で OpenSolaris 上で構築されました。
NetBeans および OpenSolaris OS の gbd については、NetBeans IDE 6.8 リリースノートを参照してください。
gmake 3.81 GNU Make
make - Solaris make
dmake 7.8 および 7.9 Sun Studio 12 分散 make ユーティリティー


Sun Studio 12 ソフトウェアと gdb デバッガをダウンロードおよびインストールする

  1. OpenSolaris の端末のウィンドウに次を入力します。
    $ pfexec pkg install sunstudio gdb
  2. NetBeans IDE を起動する前に、PATH を編集して Sun Studio のコンパイラへのパスを追加します。パスは /opt/SunStudioExpress/bin または /opt/SunStudio/bin です。

GNU gcc コンパイラおよび gdb デバッガをダウンロードおよびインストールする

  1. OpenSolaris の端末のウィンドウに次のコマンドを入力します。
    $ pfexec pkg install SUNWgcc SUNWgccruntime gdb  
  2. コンパイラおよび gdb へのリンクは /usr/bin にインストールされます。これはすでにパスに存在する可能性が高いです。/usr/bin がパスにない場合、NetBeans IDE を起動する前に PATH を編集してこのパスを追加します。

Linux

Linux プラットフォームでは、GNU ツールまたは Sun Studio ツールを使用できます。

NetBeans IDE では、次のコンパイラとツールがテスト済みです。

ソフトウェアまたはリソース テスト済みのバージョン 説明
cc 5.9 および 5.10 Sun Studio 12 C コンパイラ
CC 5.9 および 5.10 Sun Studio 12 C++ コンパイラ
gcc 4.1.2、4.2.3、および 4.3.3 Red Hat 5 および Ubuntu 8.04 の GNU C コンパイラ
g++ 4.1.2、4.2.3、および 4.3.3 Red Hat 5 および Ubuntu 8.04 の GNU C++ コンパイラ
gdb 6.6 および 6.8 Red Hat 5 および Ubuntu 8.04 の GNU デバッガ
gmake 3.81 Red Hat 5 および Ubuntu 8.04 の GNU make



Linux の Sun Studio 12 コンパイラ

Sun Studio 12 のコンパイラを Linux OS で使用する場合

  • Sun Studio 12 ソフトウェアがインストールされている場合は、NetBeans IDE を起動する前に /<インストールディレクトリ>/sunstudio12/bin がパスに含まれていることを確認してください。Linux のパッケージでインストールした場合、デフォルトの場所は /opt/sun/sunstudio12/bin です。
  • Sun Studio 12 ソフトウェアをインストールしていない場合、次に説明するように、developers.sun.com からダウンロードできます。

Sun Studio 12 のコンパイラをダウンロードしてインストールする

  1. Sun Studio の圧縮アーカイブファイルをダウンロードして展開できるディレクトリを作成します。このディレクトリに対する書き込み権限が必要です。
  2. デスクトップやダウンロードディレクトリといった特定の場所にプロンプトなしでインストールするようにブラウザが設定されている場合、ブラウザの環境設定を設定し、作成したディレクトリにダウンロードされるようにします。Firefox の場合、ダウンロードディレクトリは「編集」>「環境設定」>「メイン」で設定されています。
  3. http://developers.sun.com/sunstudio/downloads/ に移動し、使用しているプラットフォームに適したファイルを、作成したダウンロードディレクトリにダウンロードします。このパッケージは SUSE および Red Hat 向けであるため、Ubuntu を使用している場合は tarfile のインストールを選択します。Ubuntu は Sun Studio IDE で公式にサポートされているプラットフォームではありませんが、コンパイラは NetBeans IDE でテスト済みで、動作することがわかっています。
  4. ダウンロードが完了したら、端末を開いてダウンロードディレクトリに移動し、ダウンロードしたファイルを圧縮解除して展開します。
    bzcat <ファイル名>  | tar xvf -
    
  5. SUSE または RPM のパッケージをダウンロードした場合、「Sun Studio 12 クイックインストール (英語、日本語、簡体字中国語)」ガイドの第 2 章の手順に従ってインストールします。
  6. tar ファイルをダウンロードした場合
  7. NetBeans IDE を起動する前に、PATH を編集してパスを Sun Studio ソフトウェアに追加します。

Red Hat 5 で GNU デバッガをダウンロードおよびインストールするには、次を入力します。

yum install gdb

Ubuntu で GNU デバッガをダウンロードおよびインストールするには、次を入力します。

apt-get install gdb

Macintosh OS X

NetBeans IDE では、次のコンパイラとツールがテスト済みです。

ソフトウェアまたはリソース テスト済みのバージョン 説明
gcc 4.0.1 Mac OS X 10.5 の GNU C コンパイラ
g++ 4.0.1 Mac OS X 10.5 の GNU C++ コンパイラ
gdb 6.3.5 Mac OS X 10.5 の GNU デバッガ
make 3.81 Mac OS X 10.5 の GNU make

Mac OS X に付属している次のパッケージをインストールしてください。

  • Xcode
  • X11

これらのパッケージは、無償の ADC メンバーシップを使用して Apple Developer Connection からダウンロードすることもできます。


インストールの確認

インストールが正しく行われたことを確認するには、NetBeans IDE を起動し、サンプルプロジェクトを構築して、gdb デバッガ内で実行します。

NetBeans IDE の起動

IDE を起動するには、次のいずれかを行います。

  • デスクトップで NetBeans IDE アイコンを開きます。
  • Linux または Solaris プラットフォームで、NetBeans インストールの bin サブディレクトリに移動し、./netbeans と入力します。
  • ほかのアプリケーションと同様に、NetBeans IDE をデスクトップのメニューから起動します。
    この方法は Windows および OpenSolaris プラットフォームでは使用できますが、Solaris 10 OS および一部の Linux プラットフォームでは使用できない場合があります。

ツールをテストするサンプルプロジェクトの構築

すべてのプラットフォームで、コンパイラのインストールをテストするためにサンプルプロジェクトを構築したり、gdb のインストールをテストするためにデバッガでサンプルプロジェクトを実行したりできます。

サンプルプロジェクトを構築して、デバッガ内で実行する

  1. 「ファイル」>「新規プロジェクト」を選択して、「新規プロジェクト」ウィザードを開きます。
  2. ウィザードの「プロジェクトを選択」ページの「カテゴリ」パネルで、「サンプル」カテゴリを展開し、「C/C++」サブカテゴリを選択します。
  3. 「プロジェクト」パネルで Welcome プロジェクトを選択します。「次へ」をクリックします。
  4. 「プロジェクトの名前と場所」ページで「完了」をクリックします。
  5. IDE の「プロジェクト」ウィンドウで、「Welcome_1」プロジェクトを右クリックし、「構築」を選択します。コンパイラと make ユーティリティーが正しくインストールされていて、それらファイルへのパスが正しく設定されていると、「出力」ウィンドウに構築出力が表示され、プロジェクトが正常に構築されます。
  6. welcome.cc ファイルをダブルクリックして、ソースエディタで開きます。
  7. 「ソースエディタ」ウィンドウの左マージン内を右クリックし、「行番号を表示」を選択します。
  8. 「ソースエディタ」ウィンドウで、任意の行の横にある左マージンをクリックすると、ブレークポイントが設定されます。
  9. プロジェクトを右クリックし、「デバッグ」を選択します。gdb デバッガが正しくインストールされていて、そのファイルへのパスが正しく設定されていると、gdb が起動し、「デバッガ」タブが表示されます。Welcome アプリケーションが実行され、ブレークポイントで停止します。
  10. 「デバッグ」>「継続」を選択して、最後までアプリケーションを実行します。

次の手順

NetBeans IDE を使用した C/C++ アプリケーションの開発方法の簡単な説明については、C/C++ プロジェクトのクイックスタートチュートリアルを参照してください。

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