NetBeans Visual Web Pack 5.5 リリースノート

NetBeans Visual Web Pack 5.5 は、AJAX 対応の JavaServer Faces コンポーネントや、データソースへのドラッグ&ドロップバインドのサポートなどを使用して、Web アプリケーションを短時間で構築する環境を提供します。

目次


注:NetBeans Visual Web Pack 5.5 に組み込まれる AJAX コンポーネントは単なるサンプルであり、本稼働用のアプリケーションではありません。

システム要件

ここでは NetBeans Visual Web Pack 5.5 のインストールを開始する前に満たしていなければならない前提条件を示します。

システムのセットアップ

次の表は、NetBeans Visual Web Pack 5.5 を実行するためのハードウェアとオペレーティングシステムの最小要件を示しています。

プラットフォーム

CPU

RAM

ディスク容量

オペレーティングシステム

サポートされているブラウザ

Solaris (SPARC プラットフォーム)

UltraSPARC III 750 MHz

1G バイト

130M バイト

Solaris 10 OS

Sun がサポートする Mozilla 1.7

Solaris (x86 プラットフォーム)

Intel Pentium 4 (または同等のプロセッサ) 1 GHz

1G バイト

130M バイト

Solaris 10 OS

Sun がサポートする Mozilla 1.7

Microsoft Windows

Intel Pentium 4 (または同等のプロセッサ) 1 GHz

1G バイト

130M バイト

Windows 2000 Professional Edition (Service Pack 4)
Windows XP Professional Edition (Service Pack 2)

Internet Explorer 5.5 Service Pack 2 (Windows 2000)
Internet Explorer 6 Service Pack 2 (Windows XP)

Linux

Intel Pentium 4 (または同等のプロセッサ) 1 GHz

1G バイト

130M バイト

Red Hat Fedora Core 3 (zh_CN ロケールおよび場合によってはその他のアジアロケールで実行している場合を除く。下記「既知の問題」の「描画の問題」を参照)

Firefox 1.0.4 (以上)

Mac OS

PowerPC G4 1 Ghz
Intel Dual Core 1.83 GHz

1G バイト

130M バイト

Macintosh OS 10.4、10.4.5

Safari 1.2.1 以上 (OS 10.4.5 の場合は Safari 2 以上)、Mozilla 1.6



必要なソフトウェア

NetBeans Visual Web Pack 5.5 をインストールする前に、次のソフトウェアをインストールしてください。

  • NetBeans IDE 5.5
  • Java SE Development Kit (JDK) 5.0 Update 6 (version 1.5.0_06) 以上。

    JDK 5.0 Update 6 以上がインストールされていないと、インストールを開始できません。この JDK は、「Java SE Downloads」ページからダウンロードできます。

    Mac OS X のインストールでは、Java 2 Standard Edition (J2SE) 5.0 Release 4 が必要です。この JDK は、「Apple Downloads」ページからダウンロードできます。「J2SE」で検索して、このリリースを見つけてください。
  • アプリケーションサーバー

    Visual Web Pack のサンプルアプリケーションとデータベースを利用する場合、および Java EE5 を使用してビジュアル Web アプリケーションを開発する場合は、オープンソースの Java EE 5 アプリケーションサーバーである Sun Java System Application Server 9、Platform Edition を使用してください。詳細については、「Sun Java System Application Server」Web サイトを参照してください。

サポートされているテクノロジ

NetBeans Visual Web Pack 5.5 は、次のテクノロジをサポートしています。

  • エンタープライズ JavaBeans (EJB) 3.0
  • JAX-WS 2.0
  • Java Persistence (JSR-220)
  • JavaServer Faces 1.2 (JSR-127)
  • Java Servlet 2.5
  • JavaServer Pages (JSP) 2.1
  • Struts 1.2.9
  • Java API for XML-based Remote Procedure Calls (JAX-RPC) 1.6
  • Java APIs for XML Registries (JAXR) 1.0
  • Java API for XML Processing (JAXP) 1.2
  • JavaServer Pages Standard Tag Library 1.1

注:明示されている以外のバージョンの JBoss、WebLogic、または Struts を使用すると、IDE が予想外の動作をする場合があります。これらは外部インタフェースであり、プロジェクトチームによって制御されるものではないからです。

NetBeans IDE 5.5 は、次のアプリケーションサーバーでテスト済みです。

  • Sun Java System Application Server PE 9.0 Update Release 1
  • Sun Java System Application Server PE 8.2
  • Tomcat 5.5.17
  • JBoss 4.0.4
  • WebLogic 9.1

GlassFish アプリケーションサーバーを使用している場合は、NetBeans IDE 5.5 と連携させるために GlassFish V1 UR1 の最終ビルドを実行することをお勧めします。

ファイアウォールアプリケーション

ファイアウォールアプリケーションが有効になっていると、インストール時に一部のコンポーネントが正しく構成されない場合があります。インストールの前に、ファイアウォールのマニュアルを参照してファイアウォールを無効にすべきかどうかを判断してください。

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構成情報

NetBeans Visual Web Pack 5.5 でデータベースサーバーおよびアプリケーションサーバーを構成する方法については、『インストールガイド』の「構成情報」を参照してください。

Visual Web Pack が Sun Java System Application Server 9、Platform Edition を使用するように構成されている場合は、Application Server に付属のデータベースサーバー (Java DB) が組み込まれています。Java DB の詳細については、「Java DB」ページの「At a Glance」を参照してください。Sun Java System Application Server を構成すると、IDE が再起動された後に、Travel というサンプルのデータベースと、Travel のためのデータベース接続が構成されます。ユーザーディレクトリである <ホームディレクトリ>/.netbeans/5.5 ディレクトリを削除した場合、データベースは次回に Sun Java System Application Server が再構成されるまで、そのまま残ります。サンプルデータベースのディレクトリは、<ホームディレクトリ>/.netbeans-derby に置かれています。

注:Travel データベースへのデータベース接続を解決する前に、Java DB を起動してください。

付属のデータベース

Sun Java System Application Server をインストールする場合、Application Server に付属の Java DB データベースを NetBeans Visual Web Pack 5.5 で操作できるようにセットアップできます。

Java DB サーバーをインストール済みの NetBeans IDE 5.5 にセットアップするには、次の手順に従います。

  1. IDE を起動します。
  2. NetBeans IDEの「実行時」ウィンドウで、『インストールガイド』の「Sun Java System Application Server の構成」の説明に従って Sun Java System Application Server を登録します。
  3. 「ツール」>「オプション」を選択し、「オプション」ダイアログで「詳細オプション」をクリックします。
  4. 「IDE 構成」>「サーバーと外部ツールの設定」を展開し、「Java DB データベース」を選択してデータベース設定を確認します。

データベース接続の復元

行セットへバインドされたコンポーネントを持つ Java Studio Creator プロジェクトを、Visual Web Pack で開くと、IDE はデータソースを検出できません。プロジェクトを Visual Web Pack にインポートするときに、IDE は、そのプロジェクトを Java Studio Creator で再び開くことができなくなるので、プロジェクトをバックアップするよう勧告します。欠落したデータ接続を解決するには、まずデータベースドライバを追加し、そのあとにプロジェクトをデータベースに再接続します。プロジェクトが Java DB を使用し、「付属のデータベース」の説明に従って Sun Java System Application Server をインストールしてある場合、データベースドライバを追加する必要はありません。

データベースドライバを追加するには、次の手順に従います。
  1. 「実行時」ウィンドウを開きます。
  2. 「データベース」ノードを展開します。「ドライバ」を右クリックし、「新規ドライバ」を選択します。
  3. 「新規 JDBC ドライバ」ウィンドウで、「追加」をクリックします。データベースの .jar ファイルまで移動し、「開く」をクリックします。
  4. ドライバクラスを選択してデータベースの名前を入力し (またはデフォルトをそのまま使用し)、「了解」をクリックします。
  5. 「データベース」ノードを右クリックし、「新規接続」を選択します。
  6. 「データベースの新規接続」ダイアログで、次のようにします。

    1. 「名前」ドロップダウンリストからデータベースを選択します。
    2. データベース URL を入力します。
    3. ユーザー名とパスワードを入力します。
    4. 「了解」をクリックします。
  7. 「データベース」ノードで、当該データベースに関連するデータベース URL を右クリックし、「接続」を選択します。パスワードの入力を求められる場合があります。

ドライバとデータベース URL の詳細については、「サポートされているデータベース、JDBC ドライバ、および配備コンテナ」を参照してください。

データベース接続を解決するには、次の手順に従います。
  1. 「プロジェクト」ウィンドウを開きます。IDE は、欠落しているデータベース接続を検索します。このプロセスは、プロジェクトが大きいほど時間を要することに注意してください。

    IDE は、データ接続が欠落していると判断すると、プロジェクトノードアイコンにバッジを付け、そのプロジェクト名を赤で表示します。
  2. データ接続が欠落しているプロジェクトを右クリックし、ポップアップメニューから「データベースの問題を解決」を選択します。
  3. 「データソースを解決」ダイアログで、データベース名を選択し、「データベース接続を追加」をクリックします。
  4. 「データベース接続を追加」ダイアログで、「サーバーの種類」ドロップダウンリストからデータベースを選択し、要求された情報を入力して「了解」をクリックします。

    Java DB を使用する Java Studio Creator アプリケーションの場合は、アプリケーションに関連するユーザー ID とパスワードを入力します。たとえば、法人旅行センター (CorporateTravelCenter) プロジェクトのユーザー ID とパスワードは、どちらも travel です。データベース URL は、jdbc:derby://<ホスト名>:<ポート番号>/<データベース名> という書式になります。たとえば、Java DB に付属する Travel データベースのデータベース URL は、デフォルトポート上では jdbc:derby://localhost:1527/travel です。

サポートされているデータベース、JDBC ドライバ、および配備コンテナ

NetBeans Visual Web Pack 5.5 は、次のデータベースとドライバでテストされています。

Oracle データベースでテストされた Oracle ドライバ:

ドライバの場所Oracle Database 10g Release 2 JDBC Drivers
ドライバのバージョン Oracle Database 10g Release 2 (10.2.0.2)
ドライバ JAR ファイル ojdbc14.jar
ドライバクラス名 oracle.jdbc.driver.OracleDriver
URL の書式 jdbc:oracle:thin:@//<ホスト名>:<ポート>/<データベース>
URL の例 jdbc:oracle:thin:@//localhost:1521/ora9i

SQL Server データベースでテストされた Microsoft ドライバ:

ドライバの場所 Microsoft SQL Server 2005 JDBC Driver 1.1
ドライバのバージョン Microsoft SQL Server 2005 JDBC Driver 1.1
sqljdbc_1.1.1501.101_enu.tar.gz
ドライバ JAR ファイル sqljdbc.jar
ドライバクラス名 com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerDriver
URL の書式 jdbc:sqlserver://<ホスト名>:1433;databaseName=<データベース>;selectMethod=cursor
URL の例 jdbc:sqlserver://localhost:1433;databaseName=travel;selectMethod=cursor

DB2 データベースでテストされた IBM ドライバ:

ドライバの場所DB2 Personal Developer's Edition:Redistributable JDBC Type 4 Driver (登録が必要)
ドライバのバージョンRedistributable DB2 JDBC Type 4 driver v8 fixpack 11
db2_jdbc_t4_fp11.zip
ドライバ JAR ファイル Type 4
  • db2jcc.jar
  • 2jcc_license_cu.jar
ドライバクラス名 com.ibm.db2.jcc.DB2Driver
URL の書式 (Type 4) jdbc:db2://<ホスト名>:<ポート>/<データベース>
URL の例 jdbc:db2://localhost:50002/sample

注:IBM ドライバは、Type 2 (native) と Type 4 (pure Java) の両方をサポートします。ドライバを強制的に Type 4 で稼働させるには、データベースへの接続時にdriverType = 4 というプロパティーを追加します。

Oracle、SQL Server、DB2、および Sybase データベースでテストされた DataDirect ドライバ:

ドライバの場所DataDirect Connect for JDBC, Release 3.6 Service Pack 1
ドライバのバージョン DataDirect Connect for JDBC - 3.6
DataDirect Connect for JDBC - 3.6.07
ドライバ JAR ファイルDataDirect ドライバ .jar ファイル
  • base.jar
  • util.jar
  • spy.jar
  • resource.jar
  • oracle.jar
  • sybase.jar
  • sqlserver.jar
  • db2.jar
  • informix.jar
ドライバクラス名 DataDirect ドライバクラス
  • com.ddtek.jdbc.oracle.OracleDriver
  • com.ddtek.jdbc.sqlserver.SQLServerDriver
  • com.ddtek.jdbc.db2.DB2Driver
  • com.ddtek.jdbc.sybase.SybaseDriver
URL の書式 DataDirect の URL の書式
  • jdbc:datadirect:oracle://<サーバー名>[:<ポート番号>];SID=<データベース>
  • jdbc:datadirect:sqlserver://<サーバー名>[:<ポート番号>];databaseName=<データベース>
  • jdbc:datadirect:db2://<サーバー名>[:<ポート番号>]databaseName=<データベース>
  • jdbc:datadirect:sybase://<サーバー名>[:<ポート番号>]
URL の例 jdbc:datadirect:oracle://localhost;SID=ora9i
jdbc:datadirect:sqlserver://localhost:1433;DatabaseName=travel;SelectMethod=cursor
jdbc:datadirect:db2://localhost:50002;databaseName=sample

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サンプルアプリケーション

Visual Web Pack のサンプルアプリケーションを使用するには、そのアプリケーションを使用する新しい Visual Web プロジェクトを作成してから、そのプロジェクトをサンプルデータベース (提供されている場合) に接続してください。

Visual Web Pack のアップデートに新しいサンプルデータベースとサンプルアプリケーションが含まれている場合もあります。更新のあと、新しいサンプルアプリケーションがあるかどうかを知るには、「ファイル」>「新規プロジェクト」を選択し、「新規プロジェクト」ウィザードを開いてから、「サンプル」>「Visual Web」を選択し、右側の区画で サンプルアプリケーションのリストを調べます。サンプルアプリケーションを作成するには、次の手順に従います。

  1. 「ファイル」>「新規プロジェクト」を選択します。

    「新規プロジェクト」ウィザードが開きます。
  2. 「新規プロジェクト」ウィザードの「カテゴリ」区画で、「サンプル」ノードを展開し、「Visual Web」を選択します。
  3. 「プロジェクト」区画からサンプルプロジェクトを選択し、「次へ」をクリックして続行します。
  4. プロジェクトの名前を「プロジェクト名」フィールドに入力します。

    IDE が提案する名前を編集することもできます。
  5. プロジェクト名に基づいて、IDE は「プロジェクトの場所」と「プロジェクトフォルダ」を提案します。ユーザーはプロジェクトの場所を変更できます。

    IDE はユーザーが入力した情報に基づいてフォルダ名を作成します。IDE はプロジェクト用のデフォルトの Java パッケージを提案します。ユーザーは新しい名前を入力することにより、Java パッケージ名を変更できます。
  6. 「ソースの構造」ドロップダウンリスト (適用される場合) で、「Java Blueprint」が選択されている必要があります。
  7. 「サーバー」ドロップダウンリスト (適用される場合) で、「Sun Java System Application Server」が選択されている必要があります。

    Sun Java System Application Server がリストに表示されない場合は、ヘルプの「Sun Java System Application Server インスタンスの登録」の説明に従ってサーバーを NetBeans に登録してください。
  8. 「Java EE バージョン」ドロップダウンリスト (適用される場合) から「Java EE5」を選択し、「完了」をクリックしてプロジェクトを作成します。

付属のサンプルアプリケーション

Visual Web Pack に付属のサンプルアプリケーションは、「新規プロジェクト」ウィザードから新しい Visual Web プロジェクトを作成すると使用できます。

「映画管理」および「映画クラスライブラリ」の 2 つのサンプルプロジェクトが使用可能です。「映画管理」プロジェクトは「映画クラスライブラリ」と一緒に使用してください。また、サンプルプロジェクトは Java EE 5 で動作するため、「映画管理」プロジェクトを実行するには Sun Java System Application Server 9 が必要です。

これらのサンプルプロジェクトを使用するには、次の手順に従います。

  1. IDE に Sun Java System Application Server 9 を登録します。

    • 「実行時」ウィンドウで、「サーバー」を右クリックして「サーバーを追加」を選択します。
    • サーバーの種類を選択し、サーバーインスタンスに名前を付けて「次へ」をクリックします。
    • サーバーインスタンスのプロパティーを定義し、「完了」をクリックします。

  2. 「ファイル」>「新規プロジェクト」を選択します。
    「新規プロジェクト」ウィザードが開きます。

  3. 「新規プロジェクト」ウィザードの「カテゴリ」区画で、「サンプル」ノードを展開し、「Visual Web」を選択します。

  4. 「プロジェクト」区画から「映画クラスライブラリ」プロジェクトを選択し、「次へ」をクリックして続行します。

  5. 名前と、必要な場合はプロジェクトの場所を入力し、「完了」をクリックします。
    デフォルトで、MoviesClassLibrary プロジェクトが作成されます。

  6. 「ファイル」>「新規プロジェクト」を選択します。

  7. 「プロジェクト」区画から「映画管理」プロジェクトを選択し、「次へ」をクリックして続行します。

  8. 名前と、必要な場合はプロジェクトの場所を入力し、「完了」をクリックします。
    デフォルトで、MovieAdmin プロジェクトが作成されます。

    ただし、このプロジェクトに必要なライブラリがまだないためにエラーが発生する場合があります。このエラーは、次の手順を実行すると修正されます。

    • Movies プロジェクトが主プロジェクトに設定されていない場合は、Movies プロジェクトを右クリックして「主プロジェクトとして設定」を選択します。
    • 「プロジェクト」ウィンドウで、MovieAdmin プロジェクトノードを右クリックし、コンテキストメニューから「プロパティー」を選択します。
    • 「プロジェクトプロパティー」ダイアログ内の左側のツリーで、「ライブラリ」をクリックします。次に、「プロジェクトを追加」ボタンをクリックします。
    • 「プロジェクトを追加」ダイアログで、MoviesClassLibrary プロジェクトを参照してクリックし、次に「プロジェクト JAR ファイルを追加」ボタンをクリックします。
    • 「プロジェクトプロパティー」ダイアログで、「了解」ボタンをクリックします。
    • 「プロジェクト」ウィンドウで、MoviesClassLibrary プロジェクトノードを右クリックし、コンテキストメニューから「プロジェクトを構築」を選択します。

  9. 「プロジェクト」ウィンドウで、MovieAdmin プロジェクトノードを右クリックし、コンテキストメニューから「プロジェクトを実行」を選択します。

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変更点

この節では、NetBeans Visual Web Pack に加えられた変更をリリースごとに説明します。

NetBeans Visual Web Pack 5.5 FCS


正式リリースへのアップグレード

NetBeans Visual Web Pack 5.5 Technology Preview からのアップグレード方法については、 『インストールガイド』に説明があります。

ダウンロードしたコンポーネントライブラリは、パレットに自動的に表示されなくなる。

説明: NetBeans Visual Web Pack 5.5 の UI が変更されました。コンポーネントライブラリをパレットに表示するには、最初に complib ファイルを IDE にインポートしてから、そのファイルをプロジェクトに追加します。インポートされたコンポーネントライブラリ (complib ファイル) は、すべてのプロジェクトに表示されるわけではなく、それが追加されたプロジェクトでのみ表示されます。

詳細については、チュートリアル「AJAX およびその他のコンポーネントのダウンロードとインポート」とコンポーネントライブラリに関するヘルプトピックを参照してください。

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既知の問題

ここでは、このリリースで未解決の問題について説明します。詳細については、「NetBeans Visual Web Pack FAQ」を参照してください。

サンプルデータベース


Sun Java System Application Server 9 Platform Edition には IDE の再起動が必要になる。

説明: Sun Java System Application Server 9 PE で Travel データベースを使用するには、「実行時」ウィンドウでアプリケーションサーバーを選択したあと、IDE を再起動する必要があります。

生成物を削除して構築


アプリケーションの配備後、生成物を削除して構築する操作が失敗する。

説明: アプリケーションの配備時に「Unable to delete file ...\build\web\WEB-INF\lib\appbase.jar」 のようなエラーが表示されます。

回避策:Application Server をいったん停止してから再起動し、アプリケーションを再度配備してください。

ボタンの表示


編集用ツールバーで、ボタンのテキストが表示されないか途中で切り捨てられる。

説明: Microsoft Windows XP で Windows XP の表示スタイルを使用していると、ボタンテキストが省略符合 (...) に置き換えられます。この問題は、JDK 5.0 Update 8 (versioni 1.5.0_08) に関連しています。

回避策:次のようにして、表示スタイルを「Windows クラシックスタイル」に変更します。

  1. 「スタート」>「設定」>「コントロール パネル」を選択します。
  2. コントロールパネルで、「画面」をダブルクリックします。
  3. 「デザイン」タブの「ウィンドウとボタン」で「Windows クラシックスタイル」を選択します。

コンポーネントライブラリおよび JBoss


NetBeans Visual Web Pack 5.5 に付属する webui コンポーネントライブラリ (JSF 1.1/J2EE 1.4 に基づく) のコンポーネントが十分に機能しない。

説明: プロジェクトが作成されるとき、コンテナのクラスパスが検査され、MyFaces 実装が検出されると、その実装が優先されます。MyFaces 実装を削除すると、アプリケーションは JSF リファレンス実装ライブラリを使わざるを得ません。

回避策:次のファイルをデフォルトディレクトリ以外の場所へ移動したあとに、そのコンテナ用の Visual Web Pack プロジェクトを作成してください。

JBOSS_HOME/server/default/deploy/jbossweb-tomcat55.sar/jsf-lib

Java EE5 の配備


アプリケーションの配備がハングアップする。

説明: Sun Java System Application Server への Java EE 5 のアプリケーションの配備は、Application Server の配備マネージャーがスレッドに対して安全でないコードに依存しているためにハングアップします。

この問題は、Windows XP を実行しているマルチプロセッサまたはマルチコアコンピュータで発生します。

回避策:IDE を再起動してから、サーバーマネージャーを使用します。

  1. 必要であれば、アプリケーションサーバーを再起動します。
  2. すべてのアプリケーションの配備を取り消します。
  3. アプリケーションを再配備します。
サーバーの起動または停止が不可能である場合は、タスクマネージャーを介してすべての Java プロセスを停止してから、IDE を再起動します。

プロジェクトフォルダ名の変更


プロジェクトフォルダ名を変更すると IllegalStateException がスローされる。

説明: IDE が IllegalStateException をスローするのは、フォルダ名が変更されたプロジェクトを再び開こうとした場合、またはページ名が変更されたフォルダを再び開こうとしたときです。

回避策:フォルダ名の変更は、「プロジェクト」ウィンドウの「ソースパッケージ」ノード内からのみ行ってください。このノードで、フォルダを右クリックし、ポップアップメニューから「リファクタリング」>「名前を変更」を選択します。現時点では、IDE がデフォルトの Bean パッケージ名の変更をサポートしていないことに注意してください。

データへのバインド


ドロップダウンリストコンポーネントを表データにバインドすると例外がスローされる。

説明: MySQL を使用して、ドロップダウンリストコンポーネントを表データにバインドしようとすると、IllegalArgumentException がスローされます。

回避策:エラーが発生したときは、「データにバインド」ダイアログをいったん閉じてから、再び開きます。それが失敗した場合は、プロジェクトをいったん閉じてから、再び開きます。

ViewData SQL コマンド


改行またはスペースを挿入すると、誤った空の戻りが発生する。

説明: 「データを表示」ウィンドウで、空白またはキャリッジリターンで終わるクエリーは実行されません。

Web サービス


JDK 1.5_06 の場合、Web Service パッケージが、J2EE 1.4 を使用するプロジェクトで表示されない。

説明: Web サービスが追加されたプロジェクトでは、import 文は Java ビューで自動補完するはずですが (つまり、Web サービスパッケージがアプリケーションから見えるはずですが)、IDE は「提案なし」を返します。

回避策:プロジェクトをビルドすると、Java ソースエディタで提案が表示されるようになります。

画像の損傷


ポストバック時にブラウザ内で背景画像が乱れるまたは欠落する。

説明: ポストバックが発生すると、background-image: url(./resources/flower.gif) などの相対 URL を持つ backgroud-image スタイルを介して設定された背景画像が、ブラウザ内で乱れて表示されるか表示されません。

回避策:次の修正は、J2EE 1.4 と Java EE 5 のどちらのプロジェクトにも機能します。次のようなコードを使用して、背景画像を手動で設定してください。

<h:panelGrid binding="#{Page1.gridPanel1}" id="gridPanel1"
style="background-image:url(/WebApplication1/resources/flower.gif);  
height:200px; left:312px; top:240px; position:absolute" width="312"/>
一部のブラウザでは、背景画像を表示するために上記のコードのグリッドパネルに 1 つ以上の子が必要になる場合があります。たとえば、その子は、「escape」プロパティーが False に設定され、「text」プロパティーが改行なしスペース (&nbsp;) に設定された静的テキストでもかまいません。
<h:panelGrid binding="#{Page1.gridPanel1}" id="gridPanel1"
style="background-image:url(/WebApplication1/resources/flower.gif); height:200px; left:312px; top:240px; position:absolute" width="312">
<webuijsf:staticText binding="#{Page1.staticText1}" escape="false" id="staticText1" text="&nbsp;"/> </h:panelGrid>

この回避策は実行時に有効ですが、デザイン時に画像が表示されなくなることに注意してください。

チェックボックスコンポーネント


チェックボックスコンポーネントおよびチェックボックスグループコンポーネントの「readOnly」プロパティーが機能しない。

説明: これらのコンポーネントは、属性が readOnly に設定されたあとでもクリック可能なままになります。

回避策:disabled 属性を使用します。これにより、コンポーネントは適用された場合に描画を行いますが、変更は禁止されます。

また、スクリプトを使用して、readOnly の要素に対する変更を防止します。次のコードで、button1_actioncheckbox1readOnly プロパティーを切り替えます。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<jsp:root version="1.2" xmlns:f="http://java.sun.com/jsf/core" xmlns:h="http://java.sun.com/jsf/html" xmlns:jsp="http://java.sun.com/JSP/Page" xmlns:webuijsf="http://www.sun.com/webui/webuijsf">
<jsp:directive.page contentType="text/html;charset=UTF-8" pageEncoding="UTF-8"/>
<f:view>
<webuijsf:page binding="#{Page1.page1}" id="page1">
<webuijsf:html binding="#{Page1.html1}" id="html1">
<webuijsf:head binding="#{Page1.head1}" id="head1">
<webuijsf:link binding="#{Page1.link1}" id="link1" url="/resources/stylesheet.css"/>
<webuijsf:script binding="#{Page1.script1}" id="script1"><![CDATA[
function preventIfReadOnly(element) {
if (element.readOnly != false) {
//element は readOnly なので、false を返すことによって変更を防止
return false;
}
//true を返すことによって変更を許可
return true;
}
]]></webuijsf:script>
</webuijsf:head>
<webuijsf:body binding="#{Page1.body1}" id="body1" style="-rave-layout:grid">
<webuijsf:form binding="#{Page1.form1}" id="form1">
<webuijsf:checkbox binding="#{Page1.checkbox1}" id="checkbox1" label="Checkbox" onClick="return preventIfReadOnly(this);" style="position:absolute; left:192px; top:192px"/>
<webuijsf:button actionExpression="#{Page1.button1_action}" binding="#{Page1.button1}" id="button1"
style="position:absolute; left:216px; top:288px" text="Toggle checkbox readOnly property"/>
<webuijsf:messageGroup binding="#{Page1.messageGroup1}" id="messageGroup1" style="position:absolute; left:432px; top:120px"/>
</webuijsf:form>
</webuijsf:body>
</webuijsf:html>
</webuijsf:page>
</f:view>
</jsp:root>

国際化


「url」プロパティーの設定は、ISO-8859-1 文字だけに制限される。

説明: 日本語ロケールの場合、アップロードされたファイルコンポーネントが表示されない場合があります。ファイル名はブラウザ内およびログファイル内に正しく表示されますが、画像は、そのファイル名にマルチバイト文字セットが使用されていると、表示されません。アップロードされたファイルの元のファイル名に UCS 文字が含まれている場合、img タグの src 属性は正しく描画されません。このため、ブラウザは画像をフェッチするときに、「ファイルが見つかりません」 というエラーを受け取り、ブラウザのウィンドウには何も表示されません。

回避策:アプリケーションの「url」プロパティーの規定は ISO-8859-1 文字だけに制限します。たとえば、ISO 10646 UCS 文字セットから ISO-8859-1 への変換を行う方法があります。UCS 文字の使用を完全に回避するには、これが最良の方法です。

付属のデータベース


ユーザーディレクトリの削除および IDE の再インストールの前に作成したプロジェクトのデータベースに接続できない。

説明: JDBC ドライバは、ユーザーディレクトリが削除された時点で失われます。したがって、ユーザーは欠落したデータ接続を解決できません。

回避策:ユーザーディレクトリを削除する前に jdbc-drivers フォルダを別のディレクトリにコピーしておき、再インストールのあと、それをユーザーディレクトリに戻します。

変数名の変更


ユーザーが Bean パターンの「プロパティー」ウィンドウでプロパティーの「名前」を選択してプロパティー名を変更した場合、NetBeans IDE はその名前変更を完全なリファクタリングとして扱わない。この方法で変更された変数の新しい名前は、プロジェクト全体に伝播されない。

説明: IDE が取得メソッドと設定メソッドのプロパティー名の変更を確認するダイアログを表示し、ユーザーが「はい」を選択した場合、IDE はこれらのメソッドの名前を変更しますが、それ以外の場合、これらのメソッドへの参照は更新されません。変数の (たとえば Bean プロパティーの) 名前だけが変更されたアプリケーションを配備すると、IDE はコンパイラエラーをスローします。

JDBC ドライバ


JDBC ドライバがサーバーへコピーされていない場合、データソースを利用するアプリケーションが失敗する。

説明: NetBeans は、JDBC ドライバの JAR ファイルを配備コンテナへコピーしません。

回避策:JAR ファイルを手動でコンテナのクラスパスへコピーしてください。

Woodstock コンポーネント


Visual Web Pack Technology Preview で作成されたプロジェクトは、正式リリースでは構築できない。

説明: IDE は構築時に Web UI コンポーネントライブラリのすべての内容をコピーできないため、構築は失敗します。

回避策:次のようにして、古い Web UI コンポーネントライブラリを削除し、新しい Web UI コンポーネントライブラリを追加してください。

  1. 「プロジェクト」ウィンドウでプロジェクトを右クリックし、「プロパティー」を選択します。
  2. 「ライブラリ」を選択し、「Web UI コンポーネント」ライブラリパッケージを選択し、「削除」をクリックします。「了解」をクリックしてダイアログを閉じます。
  3. 再びプロジェクトを右クリックし、「プロパティー」を選択します。
  4. 「ライブラリ」を選択し、「ライブラリを追加」をクリックします。「ライブラリを追加」ダイアログで「Web UI コンポーネント」を選択し、「ライブラリを追加」をクリックします。「プロジェクトプロパティー」ダイアログで、「了解」をクリックします。
  5. 「プロジェクト」を右クリックし、「プロジェクトの生成物を削除して構築」を選択します。

Internet Explorer でのボタンの幅


IE 7 のみ:デフォルトのボタンの幅が無視される。

説明: ボタン幅が明示的に設定されていない場合、IE 7 ではボタンのサイズがコンテナの幅に合わせて変更されます。

回避策:ビジュアルデザイナーでボタンの幅を明示的に設定してください。

Internet Explorer でのセッションデータの消失


IE 6 および IE 7 のみ:20 ページ移動したあと、セッションが失われる。

説明: 20 ページを超えるプロジェクトでは、ユーザーがほぼ 20 ページ目を超えて移動したあとにセッションデータが失われ、セッション Bean 属性に保存された情報が null にリセットされます。この問題は Firefox やその他のブラウザでは発生しません。

ブラウザのセキュリティーを「」に設定した場合、セッションはほぼ 22 ページ目で更新されます。「」に設定した場合、セッションは 30 ページ目まで続行されます。Cookie を無効にすると、セッションは維持されます。

回避策: Internet Explorer で次の手順を行います。

  1. 「ツール」>「インターネット オプション」を選択します。
  2. 「プライバシー」タブを選択します。
  3. 設定を「」(デフォルト) から「」または「すべての Cookie をブロック」に変更します。
  4. 「OK」を押します。
  5. Internet Explorer のすべてのインスタンスを再起動します。

描画の問題


Red Hat Fedora Core 3 で zh_CN ロケールを使用した場合、IDE テキストが読めない。

説明: Red Hat Fedora Core 3 の zh_CN ロケール (場合によってはそれ以外のアジアのロケール) で IDE を実行すると、描画の問題によってテキストが読めない場合があります。この問題は、Fedora Core ディストリビューションにおける JDK でのフォントサポートの問題が原因です。したがって、この問題は Fedora Core 上で実行される他の Java アプリケーションにも当てはまる場合があります。

回避策:Red Hat Fedora Core 3 での描画の問題に安全な回避策はありません。したがって、それらのロケールでは、別の Linux ディストリビューションまたはオペレーティングシステムを使用するのが最良の方法です。Red Hat Enterprise Linux 3 では、この問題が発生しないことが確認されています。

JavaServer Pages


Visual Web モジュールを有効にすると、自由形式プロジェクトで JavaServer Pages が表示されない。

説明: NetBeans Visual Web Pack 5.5 Technology Preview を 2006 年 10 月 29 日から 2006 年 11 月 3 日までの間にダウンロードしてインストールした場合、Visual Web モジュールを有効にすると自由形式プロジェクトで JavaServer Pages が表示されないことがありました。これについては、「NetBeans の課題 88510」 に説明があります。この問題は、2006 年 11 月 4 日よりあとのダウンロードファイルでは修正されています。

回避策 1:次のようにして Visual Web Pack アップデートセンターからパッチをダウンロードします。

  1. IDE のメインメニューから「ツール」>「アップデートセンター」を選択します。

    「アップデートセンターウィザード」が開きます。ファイアウォールを使用している場合は、プロキシサーバーを設定する必要があります。「プロキシ構成」をクリックし、ダイアログにプロキシ情報を入力します。
  2. 「NetBeans Visual Web Pack アップデートセンター」が選択されていることを確認してください。
  3. 「アップデートセンターウィザード」で「次へ」をクリックします。ウィザードが、入手可能な更新モジュールと新規モジュールを確認し、更新モジュールまたは新規モジュールがある場合は「インストールするモジュールを選択」画面が表示されます。
  4. 左のパネルで「Complib (version 1.1)」および「JSF Project Core (version 1.2.0.2)」を選択し、「追加」ボタンをクリックしてそれらを「インストールに含む」区画へ移動します。
  5. 「次へ」をクリックし、ライセンス契約条項を読み、同意します。

    「アップデートセンターウィザード」がパッチをダウンロードします。。
  6. モジュールを IDE にインストールするには、「次へ」をクリックし、「完了」をクリックして、IDE を再起動します。

回避策 2:次のようにして NetBeans Visual Web Pack 5.5 モジュールを無効にします。

  1. IDE のメインメニューから「ツール」>「モジュールマネージャー」を選択します。
  2. 「モジュールマネージャー」ダイアログで、「Visual Web」の「有効」列内のチェックボックスを選択解除します。
  3. IDE がモジュールを更新し終わったら、「閉じる」をクリックします。

これらのモジュールは、同じ手順を使用していつでも再び有効にできます。

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ドキュメント

NetBeans Visual Web Pack 5.5 に関するドキュメントは、Web ベースのガイドおよび IDE のヘルプシステムの形で提供されます。次のドキュメントを入門用として使用できます。

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関連情報

NetBeans プロジェクトの Web サイトにも、有益な情報があります。NetBeans IDE はオープンソースプロジェクトなので、この Web サイトでは、ソースコード、課題のデータベース、ユーザー独自の NetBeans モジュールの作成に関する情報などにもアクセスできます。

詳細については、 https://netbeans.org/ (英語)、 https://netbeans.org/index_ja.html (日本語) にアクセスしてください。

NetBeans Visual Web Pack の FAQ は、http://wiki.netbeans.org に置かれています。

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