NetBeans[tm] C/C++ Development Pack 5.5 のインストールとセットアップ
目次
前提条件
ここでは、NetBeans[tm] C/C++ Development Pack 5.5 をインストールするための前提条件を示します。
必要なソフトウェア
NetBeans C/C++ Development Pack 5.5 をインストールするには、次のソフトウェアが事前にインストールされている必要があります。
- NetBeans IDE 5.5
- JDK 5.0。JDK version 5.0 がシステムにインストールされていないと、インストールを進めることはできません。詳細は、『リリースノート』の「必要なソフトウェア」を参照してください。
サポートプラットフォーム
NetBeans C/C++ Development Pack は次のオペレーティングシステムでテスト済みです。
- Microsoft Windows XP Professional SP2
- Red Hat Fedora Core 3
- Solaris[tm] 10 オペレーティングシステム (Solaris OS) (SPARC[R] および x86/x64 プラットフォーム版)
NetBeans C/C++ Development Pack は、次のプラットフォームでも動作します。
- Microsoft Windows 2000 Professional SP4
- Solaris[tm] 8 OS (SPARC[R] および x86/x64 プラットフォーム版)、Solaris[tm] 9 OS (SPARC[R] および x86/x64 プラットフォーム版)
- ほかのさまざまな Linux ディストリビューション
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ソフトウェアのインストール
ここでは、サポートされている各プラットフォームに NetBeans C/C++ Development Pack をインストールする方法を説明します。
Windows
Microsoft Windows プラットフォームに NetBeans C/C++ Development Pack をインストールする方法は次のとおりです。
はじめに
Microsoft Windows プラットフォームへのインストールには、次の制限が適用されます。
- インストーラは、TEMP 環境変数で定義されているデフォルトの一時ディレクトリに必要なファイルを抽出します。一時ディレクトリの空きディスク容量が必要な容量に足りない場合、インストールが失敗するか、正しく続行されません。
この問題が発生した場合、TEMP 環境変数に割り当てられている容量を増やすか、十分な空き容量のある別の一時ディレクトリを指定してください。インストール用の一時ディレクトリを指定するには、コマンドウィンドウから次のコマンドを使用します。
> cd <インストーラの場所>
> netbeans-cnd-5_5-windows.exe -is:tempdir <一時ディレクトリ>
インストール手順
- インストーラファイル netbeans-cnd-5_5-windows.exe をダウンロードし、インストーラのアイコンをダブルクリックしてインストーラを起動します。
- インストールウィザードの開始ページで「次へ」をクリックします。
- ライセンス契約条項に回答し、「次へ」をクリックします。
- インストールウィザードのインストールディレクトリのページで、ウィザードが検出した NetBeans IDE ディレクトリをそのまま使用するか、別の IDE のインストール先を選択します。「次へ」をクリックします。
- インストール先が正しいこと、また、システムにインストールに必要な容量があることを確認します。
- 「次へ」をクリックして、インストールを開始します。
- インストールが完了したら、「完了」をクリックしてウィザードを終了します。
注: ソフトウェアのインストールを正常に完了できなかった場合は、「
トラブルシューティング」で、インストール処理に影響する可能性のある未解決の問題点の説明と回避策を参照してください。
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Solaris[tm] OS
Solaris OS プラットフォームに NetBeans C/C++ Development Pack をインストールする方法は次のとおりです。
手順の中にある <your_binary_executable> は、次のいずれかに置き換えてください。
- Solaris[tm] OS, SPARC®: netbeans-cnd-5_5-solaris-sparc.bin
- Solaris[tm] OS (x86/x64 プラットフォーム版): netbeans-cnd-5_5-solaris-x86.bin
インストール手順
- インストーラファイル <your_binary_executable> をダウンロードし、そのファイルを含むディレクトリに移動します。
- 必要に応じて、コマンドプロンプトで次に示すコマンドを使用し、インストーラファイルのアクセス権を変更してバイナリを実行可能にします。
$ chmod +x <your_binary_executable>
- 次のコマンドプロンプトに示すコマンドを使用して、インストーラを起動します。
$ ./<your_binary_executable>
- インストールウィザードの開始ページで「次へ」をクリックします。
- ライセンス契約条項に回答し、「次へ」をクリックします。
- インストールウィザードのインストールディレクトリのページで、ウィザードが検出した NetBeans IDE ディレクトリをそのまま使用するか、別の IDE のインストール先を選択します。「次へ」をクリックします。
- インストール先が正しいこと、また、システムにインストールに必要な容量があることを確認します。
- 「次へ」をクリックして、インストールを開始します。
- インストールが完了したら、「完了」をクリックしてウィザードを終了します。
注: ソフトウェアのインストールを正常に完了できなかった場合は、「
トラブルシューティング」で、インストール処理に影響する可能性のある未解決の問題点の説明と回避策を参照してください。
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Linux
Linux プラットフォームに NetBeans C/C++ Development Pack をインストールする方法は次のとおりです。
インストール手順
- インストーラファイル netbeans-cnd-5_5-linux.bin をダウンロードし、そのファイルを含むディレクトリに移動します。
- 必要に応じて、コマンドプロンプトで次に示すコマンドを使用し、インストーラファイルのアクセス権を変更してバイナリを実行可能にします。
$ chmod +x netbeans-cnd-5_5-linux.bin
- 次のコマンドプロンプトに示すコマンドを使用して、インストーラを起動します。
$ ./netbeans-cnd-5_5-linux.bin
- インストールウィザードの開始ページで「次へ」をクリックします。
- ライセンス契約条項に回答し、「次へ」をクリックします。
- インストールウィザードのインストールディレクトリのページで、ウィザードが検出した NetBeans IDE ディレクトリをそのまま使用するか、別の IDE のインストール先を選択します。「次へ」をクリックします。
- インストール先が正しいこと、また、システムにインストールに必要な容量があることを確認します。
- 「次へ」をクリックして、インストールを開始します。
- インストールが完了したら、「完了」をクリックしてウィザードを終了します。
注: ソフトウェアのインストールを正常に完了できなかった場合は、「
トラブルシューティング」で、インストール処理に影響する可能性のある未解決の問題点の説明と回避策を参照してください。
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Netbeans C/C++ Development Pack には、C コンパイラと C++ コンパイラ、make ユーティリティー、gdb デバッガが必要です。
Windows
NetBeans C/C++ Development Pack は次のコンパイラおよびツールでテスト済みです。
- Cygwin 1.5.21
- Cygwin gcc-core (C コンパイラ) 3.4.x
- Cygwin gcc-c++ (C++ コンパイラ) 3.4.x
- Cygwin gdb (GNU デバッガ) 6.5.50
- Cygwin make 3.80
Windows システムに Cygwin GNU コンパイラ、GNU make、および gdb デバッガがすでにインストールされていて、それらへのパスが正しく設定されている場合は、適切なバージョンであることを確認してください。バージョンが適切な場合、以降のセットアップ作業は必要ありません。
Cygwin コンパイラとツールのバージョンを確認する
-
次のように入力して Cygwin のバージョンを確認します。
cygcheck -c cygwin
- 次のように入力して、コンパイラと make、および gdb のバージョンを確認します。
gcc --version
g++ --version
make --version
gdb --version
GNU コンパイラ、make、および gdb デバッガを cygwin.com からインストールする
- ページ中央の「Install or Update Now!」アイコンをクリックして、Cygwin の setup.exe プログラムをダウンロードしします。
-
setup.exe プログラムを実行します。「Select Your Internet Connection」ページになるまで、デフォルト値を受け入れます。「Select Your Internet Connection」ページで、最適なオプションを選択します。「次へ」をクリックします。
-
「Choose Download Site」ページで、比較的近いと思われるダウンロードサイトを選択します。「次へ」をクリックします。
-
「Select Packages」ページでダウンロードするパッケージを選択します。Devel の横の + をクリックして、開発ツールのカテゴリを展開します。一度に多くの情報を表示するには、ウィンドウのサイズを変更します。
-
各パッケージの横の「Skip」ラベルをクリックして、ダウンロードするパッケージを選択します。少なくとも、gcc-core (C コンパイラ)、gcc-g++ (C++ コンパイラ)、gdb (GNU デバッガ)、および make (GNU 版 make ユーティリティー) を選択してください。
-
コンパイラディレクトリをパスに追加します。
- コントロールパネル (「スタート」>「設定」>「コントロールパネル」) を開き、「システム」プログラムをダブルクリックします。
- 「詳細設定」タブを選択し、「環境変数」をクリックします。
- 「環境変数」ダイアログの「システム変数」パネルで、Path 変数を選択し、「編集」をクリックします。
- 「システム変数の編集」ダイアログで Ctrl-C キーを押して Path 変数の値をコピーし、「キャンセル」をクリックします。
- 「環境変数」ダイアログの「ユーザー変数」パネルで「新規」をクリックします。
- 「新規ユーザー変数」ダイアログの「変数名」フィールドに Path を入力します。「変数値」フィールドにカーソルを移動し、Ctrl-V キーを押して、システム変数からコピーした値をペーストします。
- <cygwin-directory>\usr\bin および <cygwin-directory>\bin ディレクトリへのパスを Path 変数に追加し、「OK」をクリックします。デフォルトでは <cygwin-directory> は C:\cygwin です。
- 「環境変数」ダイアログおよび「システムプロパティー」ダイアログで、「OK」をクリックします。
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Solaris OS
NetBeans C/C++ Development Pack は次のコンパイラおよびツールでテスト済みです。
- Sun Studio 11 C コンパイラ 5.8 および gcc 3.4.3
- Sun Studio 11 C++ コンパイラ 5.8 および g++ 3.4.3
- gdb (GNU デバッガ) 6.2.1
- Solaris make および gmake 3.80
Sun Studio 11 のコンパイラ
Sun Studio 11 のコンパイラを使用する場合
Sun Studio 11 のコンパイラをダウンロードしてインストールする
- ダウンロードするファイル用のディレクトリを作成します。このディレクトリに対する書き込み権限が必要です。
-
使用しているプラットフォーム用のファイルを、ダウンロードディレクトリにダウンロードします。
- ダウンロードディレクトリに移動して、ダウンロードしたファイルを圧縮解除し、untar します。
bzcat <ファイル名> | tar xvf -
- 『Sun Studio 11 インストールガイド (Solaris プラットフォーム)』の第 2 章の説明に従って、C コンパイラ、C++ コンパイラ、および必要な Solaris パッチをインストールします。
NetBeans IDE を起動する前に、Sun Studio ソフトウェアへのパスを PATH に追加します。
GNU コンパイラと GNU make
GNU コンパイラと GNU make を使用する場合
- Solaris 10 OS を標準インストールした場合は、コンパイラおよび gmake が /usr/sfw/bin にインストールされています。NetBeans IDE を起動する前に、この場所がパスに含まれていることを確認してください。
- コンパイラおよび gmake がシステムにインストールされていない場合は、http://www.sunfreeware.com からダウンロードできます。
GNU コンパイラと make をダウンロードしてインストールする
- gcc 3.4.6 および make 3.81 をダウンロードします。
- zip ダウンロードファイルがダウンロード中に自動的に展開されない場合は、gunzip を使用して展開します。
- pkgadd コマンドを使用してパッケージをインストールします。
NetBeans IDE を起動する前に、必ず、GNU コンパイラディレクトリおよび GNU make ディレクトリをパスに含めてください。
gdb デバッガ
Sun Studio コンパイラと Solaris make、または GNU コンパイラと GNU make のどちらを使用するにしても、NetBeans C/C++ Development Pack でアプリケーションをデバッグするには、gbd デバッガが必要です。http://www.sun.com/software/solaris/freeware/s10pkgs_download.xml から gdb 6.2.1 をダウンロードできます。
gdb をダウンロードしてインストールする
- ページ末尾の「Select a Download」で、使用している Solaris プラットフォーム用の「Solaris 10 Companion Software」ダウンロードを選択します。
- 「Download」ページでライセンス契約条件に同意し、「gbd - GNU source level debugger」パッケージを選択します。
- root (スーパーユーザー) になります。
- bunzip2 を使用してファイルを展開し、pkgadd を使用して gbd をインストールします。
bunzip2 SFWgdb.bz2
pkgadd -d SFWgbd
NetBeans IDE を起動する前に、必ず gdb へのパスをパスに含めてください。
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Linux
NetBeans C/C++ Development Pack は次のコンパイラおよびツールでテスト済みです。
- Sun Studio Express 2 C コンパイラと Red Hat Fedora Core 3 gcc
- Sun Studio Express 2 C++ コンパイラと Red Hat Fedora Core 3 g++
- Red Hat Fedora Core 3 gdb
- Red Hat Fedora Core make
Sun Studio Express 2 のコンパイラをダウンロードしてインストールする
- Sun Studio Express Web ページ (http://developers.sun.com/sunstudio/downloads/express.jsp) で自分の電子メールアドレスを入力して Sun Studio Express Program notification list に加入し、「Download Now」をクリックします。
- 「Sun Studio Express Mailing List Notification」ページで「download」アイコンをクリックします。
- 「Sun Studio Express download」ページでライセンス契約条件に同意し、Linux (x86) プラットフォーム用のダウンロードファイルを選択します。
- 適当なディレクトリにファイルをダウンロードし、http://developers.sun.com/sunstudio/downloads/express_readme.html にある Sun Studio Express README ファイルの説明に従ってソフトウェアをインストールし、パスを設定します。
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インストールが正しく行われたことを確認するには、NetBeans IDE を起動し、サンプルプロジェクトを構築して、gdb デバッガ内で実行します。
Windows
Microsoft Windows マシンで IDE を起動する
- デスクトップ上の NetBeans IDE のアイコンをダブルクリックします。
- 「スタート」メニューから「プログラム」>「NetBeans 5.5」>「NetBeans IDE」を選択します。
サンプルプロジェクトを構築して、デバッガ内で実行する
- 「ファイル」>「新規プロジェクト」を選択して、「新規プロジェクト」ウィザードを開きます。
- ウィザードの「プロジェクトを選択」ページの「カテゴリ」パネルで、「サンプル」カテゴリ、「C/C++ 開発」サブカテゴリの順に展開し、「C/C++」サブカテゴリを選択します。
- 「プロジェクト」パネルで Welcome プロジェクトを選択します。「次へ」をクリックします。
- 「プロジェクトの名前と場所」ページで「完了」をクリックします。
- IDE の「プロジェクト」タブで Welcome1 プロジェクトを右クリックし、「プロジェクトを構築」を選択します。コンパイラと make ユーティリティーが正しくインストールされていて、それらファイルへのパスが正しく設定されていると、「出力」ウィンドウに構築出力が表示され、プロジェクトが正常に構築されます。
- welcome.cc ファイルをダブルクリックして、ソースエディタで開きます。
- 「ソースエディタ」ウィンドウの左マージン内を右クリックし、「行番号を表示」を選択します。
- 「ソースエディタ」ウィンドウで、行 33 の横の左マージンをクリックすると、ブレークポイントが設定されます。
- プロジェクトを右クリックし、「プロジェクトをデバッグ」を選択します。gdb デバッガが正しく設定されていて、そのファイルへのパスが正しく設定されていると gdb が起動し、「デバッガ」タブが表示されます。Welcome アプリケーションが実行され、ブレークポイントで停止します。
- 「実行」>「継続」を選択して、最後までアプリケーションを実行します。
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Solaris OS
Solaris システムで NetBeans IDE を起動する
- NetBeans IDE をインストールしたディレクトリの bin サブディレクトリに移動します。
- ./netbeans と入力し、起動ツールを実行します。
サンプルプロジェクトを構築して、デバッガ内で実行する
- 「ファイル」>「新規プロジェクト」を選択して、「新規プロジェクト」ウィザードを開きます。
- ウィザードの「プロジェクトを選択」ページの「カテゴリ」パネルで、「サンプル」カテゴリ、「C/C++ 開発」サブカテゴリの順に展開し、「C/C++」サブカテゴリを選択します。
- 「プロジェクト」パネルで Welcome プロジェクトを選択します。「次へ」をクリックします。
- 「プロジェクトの名前と場所」ページで「完了」をクリックします。
- IDE の「プロジェクト」タブで Welcome1 プロジェクトを右クリックし、「プロパティー」を選択します。
- 「プロジェクトプロパティー」ダイアログで、「コンパイラコレクション」プロパティーに検査するコンパイラコレクションを設定し、「了解」をクリックします。
- 「プロジェクト」タブでプロジェクトを右クリックし、「プロジェクトを構築」を選択します。コンパイラと make ユーティリティーが正しくインストールされていて、それらファイルへのパスが正しく設定されていると、「出力」ウィンドウに構築出力が表示され、プロジェクトが正常に構築されます。
- welcome.cc ファイルをダブルクリックして、ソースエディタで開きます。
- 「ソースエディタ」ウィンドウの左マージン内を右クリックし、「行番号を表示」を選択します。
- 「ソースエディタ」ウィンドウで、行 33 の横の左マージンをクリックすると、ブレークポイントが設定されます。
- プロジェクトを右クリックし、「プロジェクトをデバッグ」を選択します。gdb デバッガが正しく設定されていて、そのファイルへのパスが正しく設定されていると gdb が起動し、「デバッガ」タブが表示されます。Welcome アプリケーションが実行され、ブレークポイントで停止します。
- 「実行」>「継続」を選択して、最後までアプリケーションを実行します。
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Linux
Linux システムで NetBeans IDE を起動する
- NetBeans IDE をインストールしたディレクトリの bin サブディレクトリに移動します。
- ./netbeans と入力し、起動ツールを実行します。
サンプルプロジェクトを構築して、デバッガ内で実行する
- 「ファイル」>「新規プロジェクト」を選択して、「新規プロジェクト」ウィザードを開きます。
- ウィザードの「プロジェクトを選択」ページの「カテゴリ」パネルで、「サンプル」カテゴリ、「C/C++ 開発」サブカテゴリの順に展開し、「C/C++」サブカテゴリを選択します。
- 「プロジェクト」パネルで Welcome プロジェクトを選択します。「次へ」をクリックします。
- 「プロジェクトの名前と場所」ページで「完了」をクリックします。
- IDE の「プロジェクト」タブで Welcome1 プロジェクトを右クリックし、「プロパティー」を選択します。
- 「プロジェクトプロパティー」ダイアログで、「コンパイラコレクション」プロパティーに検査するコンパイラコレクションを設定し、「了解」をクリックします。
- 「プロジェクト」タブでプロジェクトを右クリックし、「プロジェクトを構築」を選択します。コンパイラと make ユーティリティーが正しくインストールされていて、それらファイルへのパスが正しく設定されていると、「出力」ウィンドウに構築出力が表示され、プロジェクトが正常に構築されます。
- welcome.cc ファイルをダブルクリックして、ソースエディタで開きます。
- 「ソースエディタ」ウィンドウの左マージン内を右クリックし、「行番号を表示」を選択します。
- 「ソースエディタ」ウィンドウで、行 33 の横の左マージンをクリックすると、ブレークポイントが設定されます。
- プロジェクトを右クリックし、「プロジェクトをデバッグ」を選択します。gdb デバッガが正しく設定されていて、そのファイルへのパスが正しく設定されていると gdb が起動し、「デバッガ」タブが表示されます。Welcome アプリケーションが実行され、ブレークポイントで停止します。
- 「実行」>「継続」を選択して、最後までアプリケーションを実行します。
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ソフトウェアをアンインストールする
- IDE を終了します。
- コントロールパネルから「プログラムの追加と削除」を起動し、「NetBeans C/C++ Development Pack 5.5」を選択して「変更と削除」をクリックします。
- アンインストーラの指示に従います。
ソフトウェアをアンインストールする
- IDE を終了します。
- /<NetBeans 5.5 のディレクトリ>/cnd1/_uninst ディレクトリに移動します。
- ./uninstaller と入力し、InstallShield アンインストーラを実行します。
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ソフトウェアのインストール中または実行中に問題が発生した場合は、ここに示す回避策を参照してください。すべての既知の問題の一覧、システム要件、およびその他の役立つ情報については、リリースノートを参照してください。
インストール処理に影響する可能性のある、このリリースで未解決の問題は、次のとおりです。
- JRE 1.4 で実行時のインストーラの例外。
説明: Microsoft Windows で、適切なバージョンの JDK がターゲットマシンにプリインストールされていない場合は、Windows 起動ツールの InstallShield が起動して、カスタムの java.exe が選択できます。カスタム java.exe の選択後、インストーラはそれが適切なバージョンであるかどうかを検査しません。これは、インストーラによってサポートされていない 1.4 JRE の java.exe が選択された場合に、多くの例外が発生することを意味します。InstallShield フレームワークに問題があります。
回避策: 1.5 JRE の java.exe を選択してください。対応している JDK のダウンロードとインストールについては、「必要なソフトウェア」を参照してください。
- UNIX でインストーラが正しく起動しない。
説明: UNIX の場合、ファイルシステムのルートディレクトリに十分な空きディスク容量がないと、インストーラが正しく起動しないことが判明しています。InstallShield フレームワークに問題があります。この問題は、ファイルシステムのルートの空きディスク容量が 2.5M バイトに満たないマシンで観測されています。
回避策: ファイルシステムのルートに十分な空きディスク領域を確保し、インストーラを再起動してください。
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