NetBeans[tm] IDE 5.0 リリースノート

最終更新日付: 2006 年 1 月 31 日


目次


はじめに

NetBeans[tm] IDE 5.0 にようこそ。NetBeans IDE は、Java[tm] プログラミング言語で作成された、規格に準拠したモジュール方式統合開発環境です。NetBeans プロジェクトは、次のもので構成されています。

NetBeans IDE の新しい開発機能の詳細は、NetBeans IDE 5.0 の新機能と改良点 (英語) を参照してください。

IDE のインストールについては、NetBeans IDE 5.0 のインストール を参照してください。

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システム要件

サポートされるオペレーティングシステム

NetBeans IDE は、Java[tm] VM をサポートしているオペレーティングシステムで動作します。以下は、NetBeans IDE のテスト済みのプラットフォーム一覧です。

  • Microsoft Windows XP Professional SP2
  • Solaris オペレーティングシステム (SPARC[R] および x86 プラットフォーム版)、バージョン 8、9、10
  • Red Hat Fedora Core 3
  • Mac OS X 10.4

NetBeans IDE は、以下のプラットフォームで動作することも判明しています。

  • Java Desktop System 2
  • Microsoft Windows 2000 Professional SP3
  • ほかのさまざまな Linux ディストリビューション
  • Open VMS 7.2-1 以降
  • ほかの UNIX[R] プラットフォーム (HP-UX など)

    注: Sun Java System Application Server は、一部のプラットフォームで動作しないことがあります。

最小ハードウェア構成

注: IDE の最小画面解像度は 1024x768 ピクセルです。

  • Microsoft Windows オペレーティングシステム
    • プロセッサ: 500 MHz Intel Pentium III または同等のプロセッサ
    • メモリー: 384M バイト
    • 空きディスク容量: 125M バイト

  • Solaris[tm] オペレーティングシステム (SPARC 版)
    • プロセッサ: 500 MHz Ultra 60、SunBlade 150、または同等のプロセッサ
    • メモリー: 512M バイト
    • 空きディスク容量: 150M バイト

  • Solaris[tm] オペレーティングシステム (x86 版)
    • プロセッサ: AMD Opteron 100 シリーズ Sun Ultra 20 または同等のプロセッサ
    • メモリー: 512M バイト
    • 空きディスク容量: 150M バイト

  • Linux オペレーティングシステム
    • プロセッサ: 500 MHz Intel Pentium III または同等のプロセッサ
    • メモリー: 384M バイト
    • 空きディスク容量: 125M バイト

  • Macintosh OS X オペレーティングシステム:
    • プロセッサ: PowerPC G4
    • メモリー: 512M バイト
    • 空きディスク容量: 125M バイト
推奨ハードウェア構成
  • Microsoft Windows オペレーティングシステム
    • プロセッサ: 780 MHz Intel Pentium III または同等のプロセッサ
    • メモリー: 512M バイト
    • 空きディスク容量: 125M バイト

  • Solaris[tm] オペレーティングシステム (SPARC 版)
    • プロセッサ: UltraSPARC IIIi 1.5 GHz SunBlade 1500 または同等のプロセッサ
    • メモリー: 1G バイト
    • 空きディスク容量: 150M バイト

  • Solaris[tm] オペレーティングシステム (x86 版)
    • プロセッサ: AMD Opteron 100 シリーズ Sun Ultra 20 または同等のプロセッサ
    • メモリー: 1G バイト
    • 空きディスク容量: 150M バイト

  • Linux オペレーティングシステム
    • プロセッサ: 800 MHz Intel Pentium III または同等のプロセッサ
    • メモリー: 512M バイト
    • 空きディスク容量: 125M バイト

  • Macintosh OS X オペレーティングシステム:
    • プロセッサ: PowerPC G5
    • メモリー: 1G バイト
    • 空きディスク容量: 125M バイト
必要なソフトウェア

NetBeans IDE は、Java 実行時環境と、Java[tm] 言語で作成されたアプリケーションをコンパイル、デバッグ、および実行するための開発者向けツールで構成されている J2SE JDK 5.0 (Java[tm] 2 JDK, Standard Edition) で動作します。NetBeans IDE 5.0 は J2SE SDK バージョン 1.4.2 でも動作しますが、テスト済みなのは JDK 5.0 のみです。

注: http://java.sun.com/products/archive/index.html からアーカイブ版の IDE をダウンロードすることによって、以前のバージョンの SDK で IDE を実行したり、IDE を手動でインストールしたりすることができます。

次に示すサイトのいずれかから、使用プラットフォームに合った JDK をダウンロードできます。

Sun Java System Application Server 要件

NetBeans IDE 5.0 の J2EE 開発機能を利用するには、コンピュータに Sun Java System Application Server Platform Edition 8 がインストールされている必要があります。このアプリケーションサーバーは、ここからダウンロードできます。

注: NetBeans IDE 5.0 の J2EE 機能と連携するには、Sun Java System Application Server PE 8 も必要なため、ご使用のコンピュータはアプリケーションサーバーの最小要件も満たしている必要があります。

その他のアプリケーションサーバー要件

ほかのサーバーを使用する場合、システムが以下の最小要件を満たしていることを確認してください。

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互換性

初めて IDE を実行すると、NetBeans IDE 4.1 で使用していた設定の一部をインポートすることができます。以前のリリースからの設定をインポートしないことを選択すると、デフォルトの設定で IDE が開きます。バージョン 3.6 からプロジェクト別の設定をインポートすることはできません。
注: IDE は、ユーザーディレクトリがデフォルトの場所にある以前のインストール場所のみ認識します。--userdir スイッチを使用してユーザーディレクトリが指定されたインストール場所は認識しません。インストーラが認識しない IDE から設定をインポートする場合は、インストーラではなくアーカイブ版の IDE をダウンロードしてください。

以前にインストールした IDE から NetBeans IDE 5.0 に設定をインポートすることはできますが、NetBeans IDE 5.0 の設定を以前のリリースの IDE にインポートすることはできません。

注: NetBeans IDE 4.1 以前で作成されたプロジェクトのプロジェクトプロパティーを NetBeans IDE 5.0 で編集した場合、そのプロジェクトは NetBeans IDE の以前のバージョンで機能しなくなります。


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既知の問題点


注: NetBeans IDE と Sun Java System Application Sever のバンドル製品の場合、デフォルトでは、パスワード adminadmin でユーザー admin が作成されます。Web コンソールを使用してログインする場合は、この設定を使用してください。


ここでは、今回のリリースでの未解決問題を説明します。

  • 問題 # 26965

    説明

    JDK のインストールで、互換性のないバージョンの sax.jar があると、次のメッセージが表示されて IDE インストーラがクラッシュする。「The wizard cannot continue because of the following error:could not load wizard specified in /wizard.inf (104)」

    回避策

    IDE のインストール中、一時的に JDK ディレクトリから jre/lib/endorsed/sax.jar を削除してください。


  • 問題 #32463 (Macintosh OS X のみ)

    説明

    複数のファイルに対するマウスの右クリック動作がエミュレートされない。

    回避策

    複数のファイルを選択するときは、Control キーを押しながら、一度に 1 つずつ選択してください。マウスをクリックするたびにコンテキストメニューが表示され、以降の選択の妨げになることがあります。


  • 問題 #47645

    説明

    failonerror=true を設定したタスクが、IDE の外では問題なく動作するのだが、IDE 内からは、このタスクを使ってターゲットを実行できない。

    回避策

    この場合は、コマンド行からスクリプトを実行してください。スクリプトを書き直す方法もあります。


  • 問題 # 48288

    説明

    保護されたブロック (.form ファイルに格納された) 内に存在するGUI ビルダーによって自動的に生成されたフィールドが、リファクタリング時に変更されない。

    回避策

    この問題が発生した場合、まず、「インスペクタ」で対応するノードを右クリックし、「名前を変更」を選択して GUI フィールドの名前を変更します。次に、フィールドを示すノードを右クリックし、「リファクタリング」>「名前を変更」を選択して、保護されたブロック外のノードの名前を変更します。


  • 問題 #51880 (Windows XP)

    説明

    自由形式プロジェクトの場合、デバッガをプロセスに接続して JSP をデバッグできない。

    回避策

    代わりに、自由形式プロジェクト用のデバッグターゲットの作成の説明に従って Ant デバッグターゲットを使用してください。


  • 問題 #52856 (Windows XP のみ)

    説明

    Sun Java System Application Server のインストールに失敗する。この問題は、NetBeans IDE 5.0 IDE とバンドルの Sun Java System Application Server Platform Edition 8.2 インストーラを使用した場合と、スタンドアロンの Application Server インストーラを使用した場合のどちらでも発生することがわかっています。この問題は、Application Server の以前のインストールが失敗し、その後のアンインストールでも失敗した (たとえば、レジストリエントリや構成ファイルを削除できなかった) 場合に発生します。

    回避策

    この問題が発生した場合は、Sun Java System Application Server の以前のすべてのインストールを削除します。次に、インストーラの <USERHOME>\Local Settings\temp\ ディレクトリおよび Application Server の \Application Data\Sun\tmp\ ディレクトリ (ファイルは <WINDIR>\Sun\ にも存在することがあります) を削除します。Application Server の以前のアンインストールが失敗している場合、<SYSTEMDIR>/productregistry ファイルも削除します。次に、ソフトウェアのインストール先にする新しいディレクトリを作成し、そのディレクトリが空であり、書き込み可能であることを確認します。最後に、ご使用のシステムの新しい場所に Application Server を再インストールします。


  • 問題 #54965 (Windows XP のみ)

    説明

    WSDL オペレーションがラッパー方式に適していて、その出力部の要素に複数のサブ要素がある場合、出力要素のラップが解除されない。このことが原因で JSR-109 と衝突する。

    回避策

    この問題が発生した場合、プロジェクトノードを右クリックし、「プロパティー」を選択します。「プロジェクトプロパティー」ダイアログの「Web サービスクライアント」パネルで「donotunwrap」を選択します。また、「strict」を選択解除します。


  • 問題 # 56885

    説明

    F7 キーを押したあと、デバッガが websvc の最初で停止しない。

    回避策

    現在この問題に対する既知の回避策はありません。


  • 問題 # 56910

    説明

    配備後に Sun Java System Application Sever が再起動されることがある。これは、アプリケーションサーバーの配備されたモジュールのソースに、リモートメソッドが RemoteException をスローしないなどのエラーがある場合に発生します。

    回避策

    この場合は、組み込みの J2EE verifier を実行し、アーカイブが読み込めない理由に関する情報を入手してソースファイルを編集してエラーを修正してください。


  • 問題 #57282 (Linux のみ)

    説明

    Linux/AMD64 の 64 ビット JDK に Sun Java System Application Sever がインストールされない。Application Server のインストーラは 64 ビット JDK では動作しません。このため、64 ビット JDK を使って、Application Server をインストールすることはできません。ただし、このことは、Application Server そのものが 64 ビット JDK で動作しないことを意味しません。

    回避策

    この場合は、Application Server バンドル製品のインストーラを 32 ビット JDK で実行してください。インストールすると、64 ビット JDK で IDE と Application Server の両方を実行することができます。


  • 問題 #57697 (Windows XP のみ)

    説明

    バンドルのインストーラが JDK を見つけられないため、Sun Java System Application Server のインストールが失敗する。

    回避策

    この問題が発生した場合は、コンソールアプリケーション (cmd.exe) を起動し、インストーラが存在するディレクトリに移動して、インストーラ名と -is:javahome <JAVA HOME DIR> switch を入力します。ソフトウェアのインストール先にする新しいディレクトリを作成し、そのディレクトリが空であり、書き込み可能であることを確認します。必要に応じて、-is:log <log file> パラメータを使用して、インストーラログを作成することもできます。

    注:

    • Application Server の以前のアンインストールが失敗している場合、<SYSTEMDIR>/productregistry ファイルを削除します。
    • サイレントインストーラの statefile に指定されているいずれかの値が無効 (null 値、0 の長さの値、またはポートが使用中であるなど) の場合、適切な値を statefile に追加します。
    • 詳細については、上記の問題 #52856 を参照してください。

  • 問題 #60235 (Mac OSX のみ)

    説明

    Mac OSX でタブを切り替えると、エディタのフォーカスが失われることがある。

    回避策

    この問題が発生した場合は、Window メニューを使用して、ほかのウィンドウを開きます。これによって問題が修正されない場合は、IDE を再起動してください。


  • 問題 #63084 (Linux のみ)

    説明

    Bea JDK (JRockKit) によって起動された Weblogic9 サーバーで、アプリケーションのデバッグ中に NetBeans がフリーズする。

    回避策

    この現象が発生した場合は、WebLogic にバンドルされている Sun JDK によって、Weblogic を起動します。この操作を行うには、システムプロパティー JAVA_VENDOR の値を Sun に設定します。この調整によって、サーバーのパフォーマンスも向上します。


  • 問題 #64771 (Linux のみ)

    説明

    SELinux (セキュリティー拡張された) Linux オプションを有効にして NetBeans を起動すると、セットアップが失敗する。

    回避策

    この問題が発生した場合は、コマンド行から #setenforce 0 と入力して、SELinux を一時的に無効にします。これには root 権限が必要です。次に、selinux=0 をカーネルコマンド行に追加し、起動時に SELinux を無効にします。


  • 問題 #64840 (Linux のみ)

    説明

    IPv6 が有効にされている Linux でネットワーク通信が切断されている場合、IDE はバンドルサーバーに接続できず、オートアップデートなどができない。

    回避策

    この問題が発生した場合、-J-Djava.net.preferIPv4Stack=true' スイッチを使用して、IDE を実行します。または、IPv6 (/etc/modules.conf または /etc/modprobe.conf にある) を無効にします。

    詳細は、問題 #5087907 を参照してください。


  • 問題 # 66860

    説明

    JDK 1.4 で IDE を実行しているときに Web サービスノードが使用できない。この問題は、Web サービスが JAX-RPC 1.6 XML ライブラリに依存するために起こります。 JDK 1.4 で IDE を実行する場合、デフォルトでは必要なクラスを IDE で使用できません。JDK 1.5 以上では、ライブラリのクラスは JDK に含まれています。

    回避策

    JDK 1.4.2_xx で実行している場合は、「アップデートセンター」で IDE に JAX-RPC 1.6 XML ライブラリを追加して、Web サービスを使用可能にしてください。


  • 問題 # 70779

    説明

    Web サンプルは英語エンコーディング文字セットでのみ使用できる。

    回避策

    この問題が発生した場合、次の行を追加して、ファイルのエンコーディング文字セットを UTF-8 に設定します。

    <%@page pageEncoding="UTF-8"%>


  • 問題 # 72102

    説明

    Mobility Pack のアンインストール後、「アップデートセンター」が機能しない。

    回避策

    NetBeans Mobility Pack をアンインストールしたあとは、「オートアップデートタイプ」の一覧から「Java ME プラットフォームの SDK カタログ」を削除してください。「ツール」>「オプション」を選択して、「詳細オプション」に切り替えます。次に、「IDE 構成」>「システム」>「オートアップデートタイプ」の順に移動します。「Java ME プラットフォームの SDK カタログ」ノードを右クリックし、ポップアップメニューの「削除」を選択します。NetBeans IDE を再起動します。


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マニュアル

NetBeans IDE 5.0 内蔵のヘルプシステムの更新は、完全に完了していないため、J2EE 開発機能は、一部カバーされていません。J2EE 開発機能については、次のマニュアルも参照してください。

NetBeans IDE 5.0 クイックスタートガイド

NetBeans IDE 5.0 インポートガイド NetBeans IDE 5.0 関係のマニュアルの全一覧

注: Mac OS X で NetBeans IDE を実行している場合、キーボードによる同等の操作、ヒントやコツ、Mac 固有の項目の詳細は、Using NetBeans on Mac OS X を参照してください。

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その他の情報入手先

NetBeans プロジェクトの Web サイトで、ニュースや記事、追加モジュール、その他有用な情報を提供しています。NetBeans はオープンソースプロジェクトであるため、この Web サイトでは、ソースコードやバグデータベース、独自の NetBeans モジュールの作成に関する情報などのさまざまな情報も提供しています。

詳細は、https://netbeans.org/ を参照してください。

https://netbeans.org/community/lists/ で NetBeans プロジェクトメーリングリストにサインアップすることによって、NetBeans IDE に関する最新情報を入手したり、NetBeans IDE コミュニティーのメンバーと対話したりできます。

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