NetBeans[tm] IDE 4.1 リリースノート

最終更新日付: 2005 年 7 月 11 日

目次

はじめに

NetBeans[tm] IDE 4.1 にようこそ。NetBeans IDE は、Java[tm] プログラミング言語で作成された、規格に準拠したモジュール方式統合開発環境です。NetBeans プロジェクトは、以下で構成されます。

IDE のインストールについては、NetBeans のインストール を参照してください。

新機能と改良点

4.1 の新機能

NetBeans IDE 4.1 では、J2EE 1.4 プラットフォーム向けのアプリケーションの開発と、Sun Java System Application Sever 8.1 Platform Edition にそれらアプリケーションを配備することを可能にするサポートが追加されています。

NetBeans の既存機能に対する強化点としては、以下が挙げられます。

  • 複数のソースルートを持つプロジェクトのサポート
  • 既存の構築スクリプトを使用するプロジェクトに対する、「debug」および「compile-single」アクションの自動生成
  • 「プロジェクト」ウィンドウの「ライブラリ」ノードを用いたプロジェクトのクラスパス設定の効率化
  • 「ナビゲータ」ウィンドウを用いたプロジェクトクラスのブラウズの簡略化

NetBeans IDE の新しい開発機能の詳細は、NetBeans IDE 4.1 Highlights を参照してください。

システム要件

オペレーティングシステム

NetBeans IDE は、Java[tm] VM をサポートしているオペレーティングシステムで動作します。以下は、NetBeans IDE のテスト済みのプラットフォーム一覧です。

  • Microsoft Windows XP Professional SP2
  • Solaris オペレーティングシステム (SPARC® および x86 プラットフォーム版)、バージョン 8、9、10
  • Red Hat Enterprise Linux 3
  • Java Desktop System 2
  • Mac OS X 10.3

NetBeans IDE は、以下のプラットフォームで動作することも判明しています。

  • Microsoft Windows 2000 Professional SP3
  • ほかのさまざまな Linux ディストリビューション
  • Open VMS 7.2-1 以降
  • ほかの UNIX® プラットフォーム (HP-UX など)

    注: Sun Java System Application Server は、一部のプラットフォームで動作しないことがあります。

最小ハードウェア構成
  • Solaris[tm] オペレーティングシステム
    • プロセッサ: 450 MHz Ultra[tm] 10 または同等のプロセッサ
    • メモリー: 384M バイト
    • 空きディスク容量: 125M バイト

  • Microsoft Windows オペレーティングシステム
    • プロセッサ: 500 MHz Intel Pentium III または同等のプロセッサ
    • メモリー: 384M バイト
    • 空きディスク容量: 125M バイト

  • Linux オペレーティングシステム
    • プロセッサ: 500 MHz Intel Pentium III または同等のプロセッサ
    • メモリー: 384M バイト
    • 空きディスク容量: 125M バイト

  • Macintosh OS X オペレーティングシステム:
    • プロセッサ: PowerPC G4
    • メモリー: 512M バイト
    • 空きディスク容量: 125M バイト
推奨ハードウェア構成
  • Solaris[tm] オペレーティングシステム
    • プロセッサ: 500 MHz Ultra[tm] 60 または同等のプロセッサ
    • メモリー: 512M バイト
    • 空きディスク容量: 125M バイト

  • Microsoft Windows オペレーティングシステム
    • プロセッサ: 780 MHz Intel Pentium III または同等のプロセッサ
    • メモリー: 512M バイト
    • 空きディスク容量: 125M バイト

  • Linux オペレーティングシステム
    • プロセッサ: 800 MHz Intel Pentium III または同等のプロセッサ
    • メモリー: 512M バイト
    • 空きディスク容量: 125M バイト

  • Macintosh OS X オペレーティングシステム:
    • プロセッサ: PowerPC G5
    • メモリー: 1G バイト
    • 空きディスク容量: 125M バイト
必要なソフトウェア

NetBeans IDE は、Java 実行時環境と、Java[tm] 言語で作成されたアプリケーションをコンパイル、デバッグ、および実行するための開発者向けツールで構成されている J2SE JDK 5.0 (Java[tm] 2 JDK, Standard Edition) で動作します。NetBeans IDE 4.1 は J2SE SDK バージョン 1.4.2 でも動作しますが、テスト済みなのは JDK 5.0 のみです。

注: http://java.sun.com/products/archive/index.html からアーカイブ版の IDE をダウンロードすることによって、以前のバージョンの SDK で IDE を実行したり、IDE を手動でインストールしたりすることができます。

以下に示すサイトのいずれかから、使用プラットフォームに合った JDK をダウンロードできます。

Sun Java System Application Server 要件

NetBeans IDE 4.1 の J2EE 開発機能を利用するには、コンピュータに Sun Java System Application Server Platform Edition 8 2005Q1 がインストールされている必要があります。このアプリケーションサーバーは、ここからダウンロードできます。

注: NetBeans IDE 4.1 の J2EE 機能と連携するには、Sun Java System Application Server PE 8 2005Q1 も必要なため、ご使用のコンピュータはアプリケーションサーバーの最小要件も満たしている必要があります。

互換性/アップグレード

初めて IDE を実行すると、NetBeans IDE 4.0 で使用していた設定の一部をインポートすることができます。以前のリリースからの設定をインポートしないことを選択すると、デフォルトの設定で IDE が開きます。バージョン 3.6 からプロジェクト別の設定をインポートすることはできません。
注: IDE は、ユーザーディレクトリがデフォルトの場所にある以前のインストール場所のみ認識します。--userdir スイッチを使用してユーザーディレクトリが指定されたインストール場所は認識しません。インストーラが認識しない IDE から設定をインポートする場合は、インストーラではなくアーカイブ版の IDE をダウンロードしてください。

以前にインストールした IDE から NetBeans IDE 4.1 に設定をインポートすることはできますが、NetBeans IDE 4.1 の設定を以前のリリースの IDE にインポートすることはできません。

既知の問題点

注: NetBeans IDE と Sun Java System Application Sever のバンドル製品の場合、デフォルトでは、パスワード adminadmin で ユーザー admin が作成されます。Web Console を使ったログインには、この設定を使用してください。

ここでは、今回のリリースでの未解決問題を説明します。

  • 一般的な問題

    説明

    NetBeans IDE 4.0 で作成されたプロジェクトのプロジェクトプロパティを NetBeans IDE 4.1 で編集した場合、そのプロジェクトは NetBeans IDE 4.0 で機能しなくなります。

  • 問題 #26965

    説明

    JDK のインストールで、互換性のないバージョンの sax.jar があると、次のメッセージが出て IDE インストーラがクラッシュする。"The wizard cannot continue because of the following error: could not load wizard specified in /wizard.inf (104)"

    回避策

    IDE のインストール中、一時的に JDK ディレクトリから jre/lib/endorsed/sax.jar を削除してください。

  • 問題 #32463 (Macintosh OS X のみ)

    説明

    複数のファイルに対するマウスの右クリック動作がエミュレートされない。

    回避策

    複数のファイルを選択するときは、Control キーを押しながら、一度に 1 つずつ選択してください。マウスをクリックするたびにコンテキストメニューが表示され、以降の選択の妨げになることがあります。

  • 問題 #39449 (Macintosh OS X のみ)

    説明

    標準の Mac OS X の場所ではなく、NetBeans のウィンドウにメインメニューが表示される。

    回避策

    この問題に対する回避策はありません。

  • 問題 #45652

    説明

    GTK L&F を使用した Linux の場合、「お気に入りに追加」ダイアログで「お気に入り」にフォルダを追加できない。

    回避策

    この場合は、「お気に入りに追加」ダイアログの「ファイル名」フィールドに手動でフォルダ名を入力し、「追加」をクリックしてください。

  • 問題 #47645

    説明

    failonerror=true を設定したタスクが、IDE の外では問題なく動作するのだが、IDE 内からは、このタスクを使ってターゲットを実行できない。

    回避策

    この場合は、コマンド行からスクリプトを実行してください。スクリプトを書き直す方法もあります。

  • 問題 #51880

    説明

    自由形式プロジェクトの場合、デバッガをプロセスに接続して JSP をデバッグできない。

    回避策

    代わりに、自由形式プロジェクト用のデバッグターゲットの作成の説明に従って Ant デバッグターゲットを使用してください。

  • 問題 #52856

    説明

    専用のアンインストーラを使わずに Sun Java System Application Sever のインストールディレクトリを削除したあと、NetBeans 4.1 IDE および Sun Java System Application Server Platform Edition 8 のバンドル製品のインストーラを使用すると、Sun Java System Application Sever のインストールに失敗する。

    回避策

    この場合は、システムの別の場所にアプリケーションサーバーをインストールしてください。

  • 問題 #54965

    説明

    WSDL オペレーションがラッパー方式に適していて、その出力部の要素に複数のサブ要素がある場合、出力要素のラップが解除されない。このことが原因で JSR-109 と衝突する。

    回避策

    この場合は、プロジェクトのノードを右クリックし、「プロパティ」を選択し、「Web サービスクライアント」パネルを選択して「donotunwrap」を選択します。また、「strict」を選択解除します。

  • 問題 #56910

    説明

    配備後に Sun Java System Application Sever が再起動されることがある。これは、アプリケーションサーバーの配備されたモジュールのソースに、リモートメソッドが RemoteException をスローしないなどのエラーがある場合に発生します。

    回避策

    この場合は、組み込みの J2EE verifier を実行し、アーカイブが読み込めない理由に関する情報を入手してソースファイルを編集してエラーを修正してください。

  • 問題 #57282

    説明

    Linux/AMD64 の 64 ビット JDK に Sun Java System Application Sever がインストールされない。Application Server のインストーラは 64 ビット JDK では動作しません。このため、64 ビット JDK を使って、Application Server をインストールすることはできません。ただし、このことは、Application Server そのものが 64 ビット JDK で動作しないことを意味しません。

    回避策

    この場合は、Application Server バンドル製品のインストーラを 32 ビット JDK で実行してください。インストールすると、64 ビット JDK で IDE と Application Server の両方を実行することができます。

  • 問題 #58221

    説明

    NetBeans 4.0 で作成されたプロジェクトを NetBeans 4.1 で開いた場合、Javadoc の生成に失敗する。

    回避策

    この場合は、テキストエディタを使い、手動で project.properties ファイルに javadoc.additionalparam= プロパティを追加してください。

  • 問題 #58230

    説明

    NetBeans 4.0 で作成された Web プロジェクトを NetBeans 4.1 で開いた場合、JUnit テストパッケージを利用できない。

    回避策

    NetBeans 4.1 で直接、既存の 4.0 Web プロジェクトを開くのではなく、「既存のソースを使用する Web アプリケーション」ウィザードを使って、新しいプロジェクトを作成してください。新しいプロジェクトの project.properties ファイルに次のように新しい値を追加することによって、壊れている参照を解決し、元の 4.0 Web アプリケーションのプロジェクト設定を残すこともできます。

    build.test.classes.dir=${build.dir}/test/classes build.test.results.dir=${build.dir}/test/results debug.test.classpath=${run.test.classpath} javac.test.classpath=\ ${javac.classpath}:\ ${build.classes.dir}:\ ${libs.junit.classpath} run.test.classpath=\ ${javac.test.classpath}:\ ${build.test.classes.dir}

  • 問題 #58231

    説明

    NetBeans 4.1 の J2EE エンタープライズアプリケーションに、NetBeans 4.0 で作成された Web プロジェクトを追加できない。

    回避策

    直接 NetBeans 4.1 で既存の 4.0 Web プロジェクトを開かずに、「既存のソースを使用する Web アプリケーション」ウィザードを使って、新しいプロジェクトを作成してください。新しいプロジェクトの project.properties ファイルに次のように新しい値を追加することによって、壊れている参照を解決し、元の 4.0 Web アプリケーションのプロジェクト設定を残すこともできます。

    build.ear.classes.dir=${build.ear.web.dir}/WEB-INF/classes build.ear.web.dir=${build.dir}/ear-module war.ear.name=YOUR_WAR_FILE_NAME.war

  • 問題 #58498

    説明

    自由形式 Web プロジェクトの JSP ファイルのノードが、「プロジェクト」ウィンドウや「ファイル」ウィンドウ、「お気に入り」ウィンドウに表示されないことがある。この原因はいろいろあります。

    回避策

    自由形式 Web プロジェクトを右クリックし、「プロパティ」を選択して「Web ソースのクラスパス」ページで「了解」をクリックしてください。IDE を再起動します。

  • 問題 #58848 (Macintosh OS X のみ)

    説明

    Mac OS X で NetBeans 4.1 IDE と Sun Java System Application Server Platform Edition 8 のバンドル製品のインストーラを使用すると、Sun Java System Application Sever のインストールに失敗する。OS X の場合、AppServer のインストーラは J2SE 1.4.x SDK で実行する必要があります。

    回避策

    この場合は、実行に使用する JVM の指定をインストーラから求められたときに J2SE 1.4.2 SDK (デフォルト) を選択してください。IDE が動作する JDK を変更したり、プラットフォームマネージャ (「ツール」>「プラットフォームマネージャ」) を使用して、JDK 1.5 プラットフォームを登録することもできます。IDE が JDK 1.4.2 上で動作していても、JDK 1.5 用の開発は可能であることに注意してください。

  • 問題 #54257 (Macintosh OS X のみ)

    説明

    MacOS で、プロジェクトウィンドウや実行ウィンドウ、オプションウィンドウなどの 日本語文字列が最後まで表示されない。

    回避策

    起動時に -J-Dnb.useSwingHtmlRendering=true オプションを使用してください。

  • 問題 #58183

    説明

    国際化ウィザードが動作しない。国際化ウィザードの「見つかった文字列を変更(3/3)」ウィンドウで 「完了」ボタンを選択すると、例外が発生して処理が正常に終了せず、ウィンドウが閉じなくなる。

    回避策

    ありません。

  • 問題 #59591

    説明

    Microsoft Visual SourceSafe 日本語版を使用してバージョン管理を行なった場合、ファイルステータスが正しく保持されません。ファイルの再表示を行うと、「ローカルで変更」ステータスであるべきファイルが「最新」に書き変わってしまう。

    回避策

    以下の手順で、Visual SourceSafe 日本語版に合わせた追加設定を行います。

      1. メニューから「ツール」>「オプション」を選択し、右側のツリーから「ソースの作成と管理」>
        「バージョン管理設定」>「汎用 VCS プロファイル」>「VSS」を選択します。
      2. 「コンテキストコマンド」プロパティの「コマンド」という文字列の右側の参照ボタン「...」をクリックします。
      3. 右側のツリーから「VSS」>「LIST_FILE_DIFF」を選択し、「上級」>「データ regex」の値を以下のように書き換えます。
    編集前: (^The files are different.$) 編集後: (^これらのファイルは異なっています。$)

  • 問題 #59686

    説明

    日本語環境 (起動時に -locale ja を指定)で NetBeans を起動し、ejb-jar.xml を開いたまま終了し、 英語環境 (起動時に -locale C を指定) で NetBeans を再起動しようとすると、起動しない。

    回避策

    日本語環境での終了時に、ejb.jar.xml を閉じてください。

  • 問題 ID なし

    説明

    「Sun Blueprints Solutions Catalog」のドロップダウンメニューが英語で表示される。

    回避策

    ありません。

マニュアル

NetBeans IDE 4.1 内蔵のヘルプシステムの更新は、完全に完了していないため、J2EE 開発機能は、一部カバーされていません。J2EE 開発機能については、次のマニュアルも参照してください。

NetBeans IDE 4.1 クイックスタートガイド

NetBeans IDE 4.1 インポートガイド NetBeans 4.1 関係のマニュアルの全一覧

その他の情報入手先

NetBeans プロジェクトの Web サイトで、ニュースや記事、追加モジュール、その他有用な情報を提供しています。NetBeans はオープンソースプロジェクトであるため、この Web サイトでは、ソースコードやバグデータベース、独自の NetBeans モジュールの作成に関する情報などのさまざまな情報も提供しています。

詳細は、https://netbeans.org/ を参照してください。

https://netbeans.org/community/lists/ でNetBeans プロジェクトメーリングリストにサインアップすることによって、NetBeans IDE に関する最新情報を入手したり、NetBeans IDE コミュニティのメンバーと対話したりできます。

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