NetBeans ガバナンスおよびプロジェクトの役割

NetBeans プロジェクトには、非常に平板で軽量な統治構造があります。決定は公開メーリングリスト上の公開討論で行われます。正式な役割はありません -- プロジェクトへの貢献に従って個人の発言が重要視されます。決定は投票ではなく合意によって行われます -- ほとんどの決定はその影響を受けるコミュニティーのメンバーのみが関心を持つものです。公開メーリングリストと合意を組み合わせることで、決定の影響を受ける可能性のあるどの人も、それについての情報を得て、さらに討論での発言権も持てるようになります。

解決できない論争が発生した場合に備えて、ガバナンス委員会があります。この委員会は 3 人で構成され、その任期は 6 か月です。メンバーのうち 2 人はコミュニティー (公開メーリングリストでの合意または投票) によって指名されます。3 人目は、Web サイトと、NetBeans にフルタイムで携わっている開発者に資金を提供している Oracle によって指名されます。この委員会は決議機関ですが、実際のところ、解決できずに、その仲裁が必要となる論争はごくまれにしか発生しません。

NetBeans ガバナンス委員会の選挙用のノミネートと投票の手順は、ガバナンス委員会の選挙プロセスのページに詳しく説明されています。

役割と責任


NetBeans プロジェクトおよびコミュニティーに参加する方法はかなりたくさんありますが、それらのすべてでソースコードをプロジェクトに提供する必要があるわけではありません。IDE やプラットフォームを使用する、メーリングリストに参加する、またはバグレポートや機能拡張要求を提出する、というだけの参加形態でも信じられないほど大きな価値があります。

NetBeans プロジェクトへの参加の形態を一連の役割に分けるとしたら、その結果はこのようなものになります: ユーザー -- 貢献者 -- 開発者 -- 保守管理者 -- そして最後に「委員会」。

ユーザー

  • ユーザーとは、プラットフォームまたは IDE を使用する人々です。彼らはソフトウェアを使用し、バグを報告して、機能要求や提案を行います。これは、最高に重要な人々のカテゴリです。ユーザーがいなければ、プロジェクトが存在する理由がありません。
  • ユーザーになる方法: IDE をダウンロードし、それを使ってコードを作成するか、またはプラットフォームをダウンロードし、それを使ってアプリケーションを構築します。

貢献者

  • 貢献者とは、netbeans.org に貢献するが、ソースツリーへの書き込み権を持たない個人です。貢献には、ソースコードのパッチ、新しいコード、またはバグレポートの形態が考えられますが、記事、FAQ、スクリーンショットのような Web サイトのコンテンツが含まれる場合もあります。
  • プロジェクトに関する堅実で有効な (ソースコードの) パッチを提出した貢献者は、保守管理者によって開発者の地位に昇格する可能性があります。貢献者の貢献の統合はプロジェクトの保守管理者の判断により行われますが、これは何度も話し合いを重ねる繰り返しの作業となります。統合されるコードについては、各貢献者からの記入済みの CA が必要になります。詳細は、CA ポリシーのページを参照してください。

  • 貢献者になる方法: 貢献のページに説明されているいずれかの方法で貢献します。ソースベースの開発者になることに関心をお持ちの場合は、IDE のソースを入手し、改良を加えるかバグを修正して、そのコードを開発者のメーリングリストに送信するか、またはそれを IssueZilla のバグレポートに添付します。

開発者

  • 開発者は、自分たちが取り組んでいる個々のモジュールのソースツリーへの書き込み権を持っているか、あるいは場合によってはすべての場所へのグローバルな書き込み権を持っています。開発者は、コードをコミットするために、貢献者契約フォームに必要事項を記入して提出する必要があります - 詳細は、CA ポリシーのページを参照してください。
  • 開発者として参加する方法: 電子メール経由でパッチを送信し、パッチを適用したコードの保守管理者にコミット権を要求します。詳細は、貢献のページを参照してください。

保守管理者

  • 各モジュールには、チェックイン権限 (そのモジュールに対してかグローバルかのどちらか) を持ち、開発者グループを「管理」する保守管理者が 1 人います。保守管理者は、ソースツリーの開発版からの貢献者のパッチ、バグ修正、および新しいコードを安定版にマージする責任があり、これらの貢献によってビルドが壊れてしまうことがないようにします。また保守管理者には、コードを貢献するすべての人が CA を送信していることを確認する責任もあります。詳細は、CA ポリシーのページを参照してください。
  • 保守管理者は、http://<module>.netbeans.org/ にある、そのモジュールの Web 空間に対して責任を持ち、貢献者にチェックイン特権を許可します。モジュールプロジェクトの場合、そのプロジェクトを立ち上げた人または現在それを保守している人が保守管理者です。

  • 保守管理者になる方法:

    • モジュールプロジェクトを立ち上げます (これを行うにはプロジェクト上でなんらかの作業コードを記述する必要がある)、あるいは
    • 現在の保守管理者から委ねられたモジュールに対して責任を持ちます、あるいは
    • 放棄されたプロジェクトを引き継ぎます。個人がプロジェクトを立ち上げることがたまにありますが、どういうわけかそれに取り組み続けることができません。そのプロジェクトに興味がある場合は、申し出てください。

    詳細は、貢献のページを参照してください。

委員会

  • 前述のように、委員会は Oracle が指名した代表者 1 名と全州代表者 2 名の計 3 名のメンバーで構成されます。委員会には、netbeans.org プロジェクトが確実に公正かつオープンなやり方で実行されるようにするハイレベルな任務があります。委員会は、論争と苦情を解決する最後の手段として存在します。委員会に救いを求める前に、コミュニティーレベルで論争を解決するためにあらゆる努力が払われるべきです。委員会のメンバー (過去と現在の両方) は、委員会のページに記載されています。
  • 万一委員会に連絡する必要がある場合には、電子メールを送信してください: 。このリストには現在の委員会メンバーが含まれ、さらに過去の委員会メンバーも含まれていることがあり、そのメンバーには任期が完了したあとも登録されたままでいることを選択する権利があります。リスト上の過去の委員会メンバーは、どの討論に参加して助言をしても構いませんが、現在のイベントに関して得票権や権限はありません。委員会が論争を解決する最後の手段であることを覚えておいてください -- 委員会に連絡する前にできるだけ通常の公開メーリングリストで問題を解決するようにしてください。

  • 私たちはできるだけ軽量のガバナンス手順を維持するよう努めます。なによりも、関心を持っているすべての開発者にこのプロジェクトの強化に加わってもらえるよう要請します -- 全員からの情報提供を求めます。ガバナンス手順が、NetBeans プロジェクトの一環としてソフトウェアの作成に努めるグループやそれに属する個人の勢いの妨げに決してなるべきではありません。

  • 委員会のメンバーになる方法: 委員会のメンバーは、委員会の選挙サイクルの間に公開メーリングリスト上でコミュニティーメンバーの仲間によってノミネートされる必要があります。コミュニティーの参加者であればだれでも NetBeans 委員会の会員になる資格があります。委員会のメンバーの任務は歴史的に非常に軽いものでしたが、ノミネートを決めた人は、彼らがプロジェクトの将来に影響を及ぼすことがある意思決定を行うことが必要になる可能性があることを承知しておいてください。ノミネートと投票の手順は、委員会の選挙プロセスのページに詳しく説明されています。

法律用語


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