PHP プロジェクトの設定
このチュートリアルでは、NetBeans IDE での PHP プロジェクトの設定方法を示します。
目次
このチュートリアルに従うには、次のソフトウェアとリソースが必要です。
はじめに
PHP プロジェクトを設定する前に、NetBeans IDE for PHP をダウンロードしてインストールし、PHP 開発用の環境を準備 する必要があります。
PHP プロジェクトを設定するには、次の手順に従います。
既存のプロジェクトの設定を変更するには、カーソルをそのプロジェクトノードに合わせ、ポップアップメニューから「プロパティー」を選択します。「
プロジェクト設定のカスタマイズ 」の節の説明に従って操作を進めます。
プロジェクト名およびソースファイルの場所を指定する
IDE を起動して「プロジェクト」ウィンドウに切り替えます。
「ファイル」>「新規プロジェクト」を選択します。「プロジェクトを選択」パネルが開きます。
「カテゴリ」リストで、PHP を選択します。
必要に応じて、開発済みソースファイルを使用せずに 完全に新しい PHP プロジェクトを作成するか、新しいプロジェクトに既存のローカル PHP アプリケーションをインポートする か、リモート PHP アプリケーションをインポートすることができます。
開発済みソースファイルを使用しないプロジェクト
「プロジェクト」領域で、「PHP アプリケーション」を選択して「次へ」をクリックします。「新規 PHP プロジェクト」>「名前と場所」パネルを開きます。
「プロジェクト名」テキストフィールドで、プロジェクトの名前を入力します。
「ソースフォルダ」フィールドで、ソースファイルを保存する、ドキュメントルートのサブフォルダを指定します。
ドキュメントルートは、ローカル Web サーバーがブラウザで開くファイルを探すフォルダです。ドキュメントルートは、Web サーバーの構成ファイル で指定されています。インストール後、「新規プロジェクト」ウィザードによってドキュメントルートが検索されます。デフォルトでは、<ドキュメントルート>\<新規 PHP プロジェクト> というパスが指定されます。
ソースファイルのコピーは、ドキュメントルートのサブフォルダに保持される必要があります。ただし、ドキュメントルート以外の別の場所にソースフォルダを保持することもでき、この場所からドキュメントルートにソースファイルをコピーすることもできます。「実行構成の指定 」を参照してください。
「デフォルトのエンコーディング」ドロップダウンリストから、プロジェクトでデフォルトとなるエンコーディングを選択します。
NetBeans のメタデータをソースファイル以外の別の場所に保存する場合、「NetBeans のメタデータを別のディレクトリに配置」を選択します。たとえば、ソースはドキュメントルートに保存するが、NetBeans のメタデータは NetBeansProjects ディレクトリに保存する場合です。
「次へ」をクリックします。「実行構成」パネルが開きます。
プロジェクトへの既存のローカルソースファイルのインポート
「プロジェクト」領域で、「既存のソースを使用する PHP アプリケーション」を選択して「次へ」をクリックします。「新規 PHP プロジェクト」>「名前と場所」パネルを開きます。
「プロジェクト名」テキストフィールドで、プロジェクトの名前を入力します。
「ソースフォルダ」フィールドで、ソースファイルのインポート元のフォルダを指定します。
注: プロジェクトをローカル Web サーバー で実行する場合は、そのサーバーへのソースファイルのコピー を指定することを忘れないでください。
「デフォルトのエンコーディング」ドロップダウンリストから、プロジェクトでデフォルトとなるエンコーディングを選択します。
NetBeans のメタデータをソースファイル以外の別の場所に保存する場合、「NetBeans のメタデータを別のディレクトリに配置」を選択します。たとえば、ソースはドキュメントルートに保存するが、NetBeans のメタデータは NetBeansProjects ディレクトリに保存する場合です。
「次へ」をクリックします。「実行構成」パネルが開きます。
プロジェクトへの既存のリモートソースファイルのインポート
「プロジェクト」領域で、「リモートサーバーからの PHP アプリケーション」を選択して「次へ」をクリックします。「新規 PHP プロジェクト」>「名前と場所」パネルが開きます。
「プロジェクト名」テキストフィールドで、プロジェクトの名前を入力します。
「ソースフォルダ」フィールドで、ソースファイルを保存する、ローカル ドキュメントルートのサブフォルダを指定します。
ドキュメントルートは、ローカル Web サーバーがブラウザで開くファイルを探すフォルダです。ドキュメントルートは、Web サーバーの構成ファイル で指定されています。インストール後、「新規プロジェクト」ウィザードによってドキュメントルートが検索されます。デフォルトでは、<ドキュメントルート>\<新規 PHP プロジェクト> というパスが指定されます。プロジェクトをローカルサーバーでテストできることは便利です。
NetBeans のメタデータをソースファイル以外の別の場所に保存する場合、「NetBeans のメタデータを別のディレクトリに配置」を選択します。たとえば、ソースはドキュメントルートに保存するが、NetBeans のメタデータは NetBeansProjects ディレクトリに保存する場合です。
「次へ」をクリックします。「リモート接続」パネルが開きます。チュートリアル「リモート Web サーバーへの PHP アプリケーションの配備 」に、リモート接続の設定方法が説明されています。
新規プロジェクトのデフォルト実行構成の指定
実行構成とは、PHP プロジェクトの実行用に保存された設定です。1 つのプロジェクトに対して複数の構成を定義し、その構成間で切り替えることができます。たとえば、アプリケーションをローカルで開発し、リモートの運用サーバーにアップロードする必要がある場合は、別の実行構成を選択するだけです。実行構成は、実行およびデバッグの両方に適用されます。実行構成は次の一般的なユースケースに対応します。
ローカル Web サーバーを使用するローカルマシンで PHP Web ページを開発する。
ローカル PHP エンジンを使用して PHP スクリプトを実行する。この方法は、HTML の出力を目的としない PHP ファイルに適用されます。そのため、このようなスクリプトはブラウザなしで実行できます。
リモート開発。PHP ソースコードおよびその他のアプリケーションファイルは、FTP 経由でリモート Web サーバーにアップロードされます。複数のユーザーで開発を共有する場合、このユースケースが一般的です。
前述のユースケースの組み合わせ。ローカルでアプリケーションを開発し、完了時にリモートの運用サーバーに配備します。開発中は、必要に応じて PHP スクリプトを実行します。
新しい PHP プロジェクトを作成するとき、プロジェクトのデフォルトの実行構成を作成します。プロジェクトに対してデフォルトの実行構成を設定するには、「実行構成」パネルの「実行方法」ドロップダウンリストから、適切なオプションを選択します。次のオプションがあります。
追加の実行構成を作成したり、デフォルトの実行構成を編集したりするためのプロセスは、「プロジェクト設定のカスタマイズ: 実行構成 」に記載されています。これは、新規プロジェクトウィザードではなく既存のプロジェクトの「プロパティー」ダイアログを使用することを除けば、デフォルトの実行構成を作成するためのプロセスとほぼ同じです。
ローカル Web サイト
ローカル Web サイト構成には、マシンにインストールされた Apache Web サーバーの Web フォルダ内の PHP ソースフォルダのコピーが含まれます。プロジェクトがローカルとリモートの両方の Web サイト構成を持つことは、一般的な方法です。ローカル Web サイトの実行構成を設定する手順は、既存のソースからプロジェクトを作成するか、既存のソースを使用しないかによって若干異なります。
ローカル Web サイト構成を設定するには、次を実行します。
「実行方法」ドロップダウンリストから「ローカル Web サイト」を選択します。
「プロジェクト URL」フィールドで、自動的に生成された URL アドレスを確認します。Apache HTTP サーバーがデフォルトの 80 番ポートで待機していることを確認します。そうでない場合、ポート番号を localhost:<port number> の形式で明示的に指定します。
既存のソースからプロジェクトを作成する場合、インデックスファイルとして使用するソースファイルを選択できます。
プロジェクトのソースファイルを NetBeans IDE プロジェクトとは異なるディレクトリに格納するには、「ファイルをソースフォルダから別の場所にコピー」を選択します。プロジェクトを既存のソースから作成する場合は、既存のソースが Apache サーバーの Web フォルダにすでに存在しないかぎり、これは必要なステップです。
フィールドにはデフォルトで、<ドキュメントルート>\<新規 PHP プロジェクト> というパスが指定されています。必要な場合は、「参照」ボタンを使用して別のパスを指定します。
ドキュメントルートは、Web サーバーがブラウザで開くファイルを探すフォルダです。ドキュメントルートは、Web サーバーの構成ファイル で指定されています。
ウィザードは、コンポーネントまたはパッケージ内のいずれであるか、Apache のインストールの種類を検出し、現在のインストールの種類の htdocs フォルダのデフォルトの場所へのパスを提供します。そのため、Apache サーバーまたは AMP パッケージのインストール中にデフォルトの設定を受け入れた場合は、ドロップダウンリストからパスを選択します。
「完了」をクリックします。IDE によって PHP プロジェクトが作成されます。
リモート Web サイト
チュートリアル「リモート Web サーバーへの PHP アプリケーションの配備 」を参照してください。
スクリプト
「実行方法」ドロップダウンリストから「スクリプト」を選択します。
PHP エンジンの場所を指定するには、「デフォルトの PHP インタプリタを使用」ボックスの横にある「設定」ボタンをクリックします。PHP オプションのダイアログの「一般」タブが開きます。
「PHP 5 インタプリタ」フィールドで、php.exe ファイルへのパスを指定します。必要な場合は、「参照」または「検索...」ボタンを使用します。
スクリプトの実行結果の表示方法を指定するには、「結果を開く場所」領域で適切なチェックボックスを選択します。次のオプションがあります。
出力ウィンドウ。スクリプトの実行結果は、NetBeans IDE ウィンドウの下部にある出力ウィンドウに表示されます。
Web ブラウザ。スクリプト実行の結果は、HTML ファイルの形式でデフォルトのブラウザウィンドウに表示されます。
エディタ。スクリプト実行の結果は、HTML ファイルとして IDE エディタウィンドウに表示されます。
「了解」をクリックします。「オプション」ダイアログが閉じ、システムは「実行構成」パネルに戻ります。
debug=true などの任意の引数と、PHP コマンド行オプション を追加します。
プロジェクト設定のカスタマイズ
プロジェクトの作成時に、プロジェクトの種類、プロジェクトのソースファイルの場所、およびデフォルトの実行構成といった基本的なプロジェクト設定が定義されます。プロジェクト設定を新しい設定で展開するには、プロジェクトをカスタマイズします。カーソルをプロジェクトノードに合わせ、ポップアップメニューから「プロパティー」を選択します。「プロジェクトプロパティー」パネルが開き、設定カテゴリのリストが表示されます。
ソース
ソースパネルで次を行います。
「Web ルート」フィールドには使用しているアプリケーションサイトのルートフォルダが表示されます。デフォルトでは、このフィールドにはソースフォルダが表示されます。Web ルートを変更するには、「参照」をクリックし、別のフォルダを選択します。
必要に応じて、「ファイルをソースフォルダから別の場所にコピー 」を選択し、ストレージフォルダへのパスを指定します。
必要に応じてエンコーディングを変更します。
プロジェクトのカスタマイズを完了するには、「了解」をクリックします。
実行構成
「実行構成」パネルで、必要に応じて、デフォルトの実行構成を変更したり、新規の実行構成を定義したり、その両方を実行したりします。
デフォルト設定を変更するには、プロジェクトの作成中と同じようにフィールドを更新します 。
新規の実行構成を定義するには、「構成」ドロップダウンリストの横にある「新規」をクリックします。「新規構成を作成」ダイアログが開きます。
「構成名」フィールドで、新規の実行構成の名前を入力し、「了解」をクリックします。「実行構成」パネルに戻ります。
プロジェクトの作成中にデフォルトの実行構成 を定義したのと同じように実行構成の設定を定義し、「了解」をクリックします。新規の構成が「構成」ドロップダウンリストに追加されます。
構成を削除するには、「構成」ドロップダウンリストから構成を選択し、「削除」をクリックします。
プロジェクトのカスタマイズを完了するには、「了解」をクリックします。
PHP インクルードパス
「インクルードパス」パネルで、プロジェクトで使用する必要があるが、ソースファイルと一緒に配置する必要がないファイルの場所を指定します。
フォルダを追加するには、「フォルダを追加」をクリックします。「フォルダを選択」ダイアログが開きます。
該当するフォルダを選択し、「開く」をクリックします。「PHP インクルードパス」パネルに戻ります。新しいフォルダがリストに追加されます。
リスト内を移動するには、「上へ移動」ボタンまたは「下へ移動」ボタンを使用します。
インクードされたフォルダのリストからフォルダを削除するには、フォルダを選択し、「削除」をクリックします。
プロジェクトのカスタマイズを完了するには、「了解」をクリックします。
整形
「整形」パネルで、エディタ内のソースファイルに適用する整形スタイルを定義します。大域またはプロジェクト固有のいずれかの整形を定義できます。
大域 IDE 整形を定義するには、次を実行します。
「大域オプションを使用」を選択します。
「大域オプションを編集」をクリックします。IDE オプションのダイアログの「エディタ」>「整形」タブが開きます。
言語ドロップダウンリストから、設定を適用する言語を選択します。
「カテゴリ」ドロップダウンリストから、設定を適用する整形項目を選択します。
目的の整形を設定して「了解」をクリックします。
詳細情報については「ヘルプ」ボタンをクリックします。
プロジェクト固有の整形を定義するには、次を実行します。
「プロジェクト固有オプションを使用」を選択します。非表示領域が表示されます。
「言語」ドロップダウンリストから、「すべての言語」または「PHP」を選択します。この場合の「すべての言語」とは、PHP と、PHP プロジェクト内にあるほかのすべての言語を意味します。
「カテゴリ」ドロップダウンリストから、設定を適用する整形項目を選択します。
目的の整形を設定して「了解」をクリックします。
詳細情報については「ヘルプ」ボタンをクリックします。
JavaScript ライブラリの追加
組み込みの JavaScript ライブラリは、これらが非常に大きくパフォーマンスを低下させることと、手動でのライブラリの追加が簡単であることから、NetBeans IDE 6.7 では削除されました。JavaScript ライブラリをプロジェクトに手動で追加すると、コード補完およびその他すべての IDE の JavaScript 関連機能がプロジェクトで有効になります。
JavaScript ライブラリをプロジェクトに追加するには、次を実行します。
必要な JavaScript ライブラリをダウンロードするか、すでに持っている場合はそれらを見つけます。
IDE またはファイルエクスプローラを使用して、JavaScript ライブラリを PHP プロジェクトフォルダにコピーします。
プロジェクトソースが別の場所にコピーされるようにプロジェクトプロパティーが設定されている場合 (「ソース 」を参照)、JavaScript ライブラリもその場所にコピーされます。プロジェクトがリモートサーバーに配備される場合、プロジェクトソースが次回そのサーバーにアップロードされるときに、JavaScript ライブラリがそのサーバーにアップロードされます。
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php.netbeans.org
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