C/C++/Fortran 向けの NetBeans IDE の構成
2011 年 4 月 [リビジョン番号: V7.0-1]
このドキュメントでは、NetBeans IDE の C/C++ サポートのダウンロード、インストール、および設定に関する情報を説明します。C/C++ での開発を開始する前に、NetBeans IDE では C/C++ プラグインモジュールと、サード パーティー製の C/C++ コンパイラ、make ユーティリティー、およびデバッガが必要です。
目次
このチュートリアルに従うには、次のソフトウェアとリソースが必要です。
NetBeans IDE は動的なモジュール方式の IDE です。これは、プログラムのモジュールを追加または削除することによって変更できるということです。プラグインモジュールをインストールすることで機能を追加したり、プラグインモジュールをアンインストールすることで機能を削除したりできます。プラグインの詳細については、NetBeans IDE のオンラインヘルプを参照してください。
NetBeans IDE で C、C++、または Fortran プログラムで作業する場合、使用する NetBeans に C/C++ プラグインが含まれている必要があります。
プラグインの名前は C/C++ ですが、Fortran プログラミングもサポートしています。
NetBeans IDE 7.0 をまだインストールしていない場合
NetBeans IDE をまだインストールしていない場合、C/C++ バンドルまたはすべてバンドルのいずれかを NetBeans IDE 7.0 のダウンロードページからダウンロードしてください。Java や Ruby といったその他の言語を使用しない場合、C/C++ バンドルをダウンロードすることをお勧めします。
NetBeans IDE 7.0 はあるが C/C++ プラグインがあるか分からない場合
すでに NetBeans IDE があり、その NetBeans IDE に C/C++ プラグインがあるかを確認するには、「ファイル」>「新規プロジェクト」を選択します。C/C++ が「カテゴリ」の 1 つとして表示されている場合は、C/C++ プラグインモジュールが存在します。「コンパイラおよびツールのインストールおよび設定」のセクションにスキップしてください。
C/C++ プラグインのない NetBeans IDE 7.0 がある場合
「ファイル」>「新規プロジェクト」を選択したとき、使用中の NetBeans IDE に C/C++ プロジェクトのカテゴリが表示されない場合は、次の手順で C/C++ プラグインモジュールを IDE に追加します。
- ネットワークでプロキシを使用している場合は、IDE で「ツール」>「オプション」>「一般」を選択し、「手動でプロキシ設定」を選択して、使用しているプロキシの「HTTP プロキシ」および「ポート」を入力して「了解」をクリックします。
- 「ツール」>「プラグイン」を選択します。
- 「プラグイン」ダイアログで「使用可能なプラグイン」タブをクリックし、「C/C++」カテゴリまでスクロールします。
- 「C/C++」のチェックボックスを選択し、「インストール」をクリックして NetBeans IDE のインストーラを起動します。
- NetBeans IDE のインストーラで「次へ」をクリックします。
- ライセンス契約を読み、ライセンス契約条件への同意のチェックボックスを選択し、「次へ」をクリックします。
- 「インストール」をクリックします。
- インストールが完了したら、「今すぐ IDE を再起動」または「あとで IDE を再起動」のいずれかを選択し、「完了」をクリックします。
NetBeans C/C++ モジュールには、C コンパイラ、C++ コンパイラ、make ユーティリティー、および gdb デバッガが必要です。開発システムのプラットフォームについては、次の手順を参照してください。
Microsoft Windows
NetBeans C/C++ モジュールは Cygwin および MinGW のコンパイラでテストされています。Cygwin と MinGW を両方インストールする場合は、この 2 つをそれぞれ完全に独立した場所にインストールして、Cygwin と MinGW のツールを IDE の 1 つのツールコレクションに混合させないように注意してください。
Windows で Qt を使用する場合は、Qt SDK に含まれている MinGW を使用する必要があります。MinGW を個別にインストールしないようにしてください。
Cygwin のコンパイラおよびツール
NetBeans の C/C++ モジュールは、次の Cygwin.com のコンパイラおよびツールでテストされています。
| cygwin1.dll |
1.7.7 |
Windows 向けの Linux ライクな環境である Cygwin |
| gcc |
4.3.4 |
Cygwin の C コンパイラ |
| g++ |
4.3.4 |
Cygwin の C++ コンパイラ |
| gdb |
6.8 |
Cygwin の GNU デバッガ |
| make |
3.81 |
Cygwin の make ユーティリティー |
Windows システムに Cygwin の gcc および g++ コンパイラ、GNU make、および gdb デバッガがすでにインストールされていて、それらへのパスが正しく設定されている場合は、適切なバージョンであることを確認してください。
Cygwin コンパイラとツールのバージョンを確認する
-
Windows のコマンドプロンプトで次のコマンドを入力し、Cygwin 環境のバージョンを確認してください。
C:\> cygcheck -c cygwin
- Windows のコマンドプロンプトで次のコマンドを入力し、Cygwin の gcc および g++ コンパイラ、make、および gdb のバージョンを確認します。
C:\> gcc --version
C:\> g++ --version
C:\> make --version
C:\> gdb --version
バージョンが適切な場合、以降のセットアップ作業は必要ありません。「インストールの確認」を参照し、ツールが NetBeans IDE に正しくインストールされているか確認してください。
GNU の gcc および g++ コンパイラ、make、および gdb デバッガを cygwin.com からインストールする
- Cygwin のインストールおよび使用方法の全情報については、「Cygwin ユーザーガイド」を参照してください。
- 左側のナビゲーションバーにある「Install Cygwin」をクリックするか、またはこの setup.exe への直接リンクをクリックして、Cygwin の setup.exe プログラムをダウンロードします。
-
setup.exe プログラムを実行します。「Select Your Internet Connection」ページになるまで、デフォルト値を受け入れます。「Select Your Internet Connection」ページで、最適なオプションを選択します。「次へ」をクリックします。
-
「Choose Download Site」ページで、比較的近いと思われるダウンロードサイトを選択します。「次へ」をクリックします。
-
「Select Packages」ページでダウンロードするパッケージを選択します。Devel の横の + をクリックして、開発ツールのカテゴリを展開します。一度に多くの情報を表示するには、ウィンドウのサイズを変更します。
-
ダウンロードするパッケージの隣にある「スキップ」ラベルをクリックして選択します。これにより、ダウンロードするパッケージのバージョン番号が表示されます。少なくとも、次のものを選択します。
- gcc-core: C コンパイラ
- gcc-g++: C++ コンパイラ
- gdb: GNU デバッガ
- make: GNU バージョンの「make」ユーティリティー
選択したパッケージで必要になるパッケージも自動的に選択されます。
- 「次へ」をクリックしてダウンロードサイトに接続し、選択したパッケージをダウンロードして、インストールが完了したら「完了」をクリックします。
-
次の操作を行い、Cygwin コンパイラのディレクトリをパスに追加して、NetBeans IDE がツールコレクションを見つけられるようにします。
- 次のようにして「コントロールパネル」を開きます。
- Windows XP の場合、「スタート」>「設定」>「コントロールパネル」を選択して、「システム」をダブルクリックします。
- Windows 7 の場合、「スタート」メニューの検索ボックスで「var」と入力すると、システム環境変数を編集するためのリンクがすぐに見つかります。
- 「詳細設定」タブを選択し、「環境変数」をクリックします。
- 「環境変数」ダイアログの「システム変数」パネルで、Path 変数を選択し、「編集」をクリックします。
- <cygwin ディレクトリ>\bin ディレクトリへのパスを Path 変数に追加し、「OK」をクリックします。デフォルトでは <cygwin ディレクトリ> は C:\cygwin です。それぞれのディレクトリ名はセミコロンで区切ってください。編集したパスは、%SystemRoot%\system32;%SystemRoot%;C:\Program Files\QuickTime\QTSystem;C:\cygwin\bin のようになります。
- 「環境変数」ダイアログおよび「システムプロパティー」ダイアログで、「OK」をクリックします。
- 「インストールの確認」を参照し、ツールが NetBeans IDE に正しくインストールされたか確認してください。
MinGW のコンパイラおよびツール
NetBeans IDE 7.0 は UNIX 系の環境である MinGW (Minimalist GNU for Windows) および MSYS (Minimal System) でテストされています。テスト済みのバージョンとインストール手順を次に示します。
Windows で Qt を使用する場合は、MinGW を個別にインストールするのではなく、
Qt SDK に含まれているバージョンの MinGW を使用します。
| gcc |
3.4.5 |
MinGW C コンパイラ |
| g++ |
3.4.5 |
MinGW C++ コンパイラ |
| gdb |
7.0 |
MinGW GNU デバッガ |
| make |
3.81 |
MSYS make ユーティリティー
MinGW make はサポートされていません |
GNU コンパイラ、make、および gdb デバッガを mingw.com からインストールする
- コンピュータの管理者権限を持つアカウントで Windows にログインします。
- 自己抽出型のインストーラを mingw.org の「How To Install the MinGW (GCC) Compiler Suite」からダウンロードするか、または簡単にこの直接リンクからダウンロードできます。
- Windows で MinGW インストーラを実行します。
- MinGW インストーラでは、「Choose Components」ページが表示されるまでデフォルトを受け入れます。
- 「Choose Components」ページで「g++ compiler」を選択します。gcc コンパイラはインストールに自動的に含まれるので、コンポーネントは選択できません。
- MSYS の make を使用する必要があるため、「MinGW Make」は選択しないでください。MSYS は別途ダウンロードします。「次へ」をクリックします。
- 別の場所からコンパイラを使用する場合に発生する問題を最小限にするため、できればダウンロード先のフォルダにはデフォルトの C:\MinGW フォルダを使用してください。
- MinGW のツールをインストールするには「Install」をクリックし、次に「Next」をクリックして、最後に「Finish」をクリックします。
- C:\MinGW\bin ディレクトリをパスに追加します。これは MinGW Wiki の「Environment Settings」に記載されています。
- MSYS のインストール手順は MinGW MSYS wiki を参照してください。 インストールが必要なのは、MSYS 1.0 ファイルのみです。DTK や wiki ページで言及されている Core ファイルはインストールする必要はありません。
- 入手しやすいよう、この MSYS-1.0.10.exe への直接リンクからダウンロードできます。
- MSYS のインストール時には「コンピュータの管理者」権限のある Windows アカウントを使用していることを確認してください。制限付きのユーザーアカウントで MSYS をインストールした場合は、あとでプロジェクトを構築および実行するときに NetBeans IDE で問題が発生する可能性があります。
- MSYS-1.0.10.exe インストーラを起動し、デフォルトを受け入れます。
- gdb デバッガをインストールするには、この gdb-7.0-2-mingw32-bin.tar.gz への直接リンクからダウンロードします。この gdb アーカイブを抽出するには、gzip、7-zip、または WinZip といった Windows 用の zip ユーティリティーが必要です。
- gdb-7.0-2-mingw32-bin.tar.gz を C:\MinGW ディレクトリに展開し、gdb 実行ファイルが C:\MinGW\bin ディレクトリにインストールされるようにします。
- 「インストールの確認」を参照し、ツールが NetBeans IDE に正しくインストールされたか確認してください。
Oracle Solaris OS
Oracle Solaris OS では、GNU ツールまたは Oracle Solaris Studio ツールを使用できます。GNU ツールは Oracle Solaris 10 OS の /usr/sfw/bin ディレクトリにデフォルトで含まれています。Oracle Solaris Studio ソフトウェアは無償でダウンロードできる開発者向けツールのスイートです。Oracle Solaris Studio のコンパイラは Sun のハードウェア用に最適化され、Oracle Solaris バイナリに適したパフォーマンスがより簡単に発揮できるようにします。
NetBeans IDE 7.0 では、次のコンパイラとツールがテスト済みです。
| cc |
5.9, 5.10, 5.11 |
Sun Studio 12、Sun Studio 12 Update 1、および Oracle Solaris Studio 12.2 の C コンパイラ |
| CC |
5.9, 5.10, 5.11 |
Sun Studio 12、Sun Studio 12 Update 1、および Oracle Solaris Studio 12.2 の C++ コンパイラ |
| gcc |
3.4.3, 3.4.6 |
GNU C コンパイラ |
| g++ |
3.4.3, 3.4.6 |
GNU C++ コンパイラ |
| gdb |
6.8 |
GNU デバッガ |
| gmake |
3.81 |
GNU Make |
| make |
3.81 |
Solaris make |
| dmake |
7.8, 7.9, 8.0 |
Sun Studio 12、Sun Studio 12 Update 1、および Oracle Solaris Studio 12.2 の分散 make ユーティリティー |
Oracle Solaris Studio 12.2 のコンパイラ
Oracle Solaris Studio 12.2 のコンパイラを Solaris 10 OS で使用する場合
Oracle Solaris Studio 12.2 のコンパイラをダウンロードしてインストールする
- ダウンロードするファイル用のディレクトリを作成します。このディレクトリに対する書き込み権限が必要です。
-
使用しているプラットフォーム用のパッケージインストーラファイルを、ダウンロードディレクトリにダウンロードします。
- ダウンロードディレクトリに移動して、ダウンロードしたファイルを圧縮解除し、untar します。
bzcat <ファイル名> | /bin/tar xvf -
- 『Oracle Solaris Studio 12.2 インストールガイド』の第 2 章の説明に従って、C コンパイラ、C++ コンパイラ、および必要な Solaris パッチをインストールします。
- NetBeans IDE を起動する前に、PATH を編集して Oracle Solaris Studio 12.2 ソフトウェアへのパスを追加します。
- 「インストールの確認」を参照し、ツールが NetBeans IDE に正しくインストールされたか確認してください。
GNU コンパイラと GNU make
GNU コンパイラと GNU make を使用する場合
- Oracle Solaris 10 OS を標準インストールした場合は、コンパイラおよび gmake が /usr/sfw/bin にインストールされています。NetBeans IDE を起動する前に、この場所が PATH に含まれていることを確認してください。
- コンパイラおよび gmake がシステムにインストールされていない場合は、http://www.sunfreeware.com からダウンロードできます。
GNU コンパイラと make ユーティリティーをダウンロードしてインストールする
- gcc および make をダウンロードします。
- zip ダウンロードファイルがダウンロード中に自動的に抽出されない場合は、gunzip を使用して展開します。
- pkgadd コマンドを使用してパッケージをインストールします。
- NetBeans IDE を起動する前に、必ず、GNU コンパイラディレクトリおよび GNU make ディレクトリをパスに含めてください。
- 「インストールの確認」を参照し、ツールが NetBeans IDE に正しくインストールされたか確認してください。
gdb デバッガ
Oracle Solaris Studio コンパイラと Solaris make または GNU コンパイラと GNU make のどちらを使用する場合でも、NetBeans IDE でアプリケーションをデバッグするには、gbd デバッガが必要です。gdb は http://www.sunfreeware.com からダウンロードできます。
gdb をダウンロードしてインストールする
- gdb 6.6 または 6.8 をダウンロードします。
- zip ダウンロードファイルがダウンロード中に自動的に抽出されない場合は、gunzip を使用して展開します。
- pkgadd コマンドを使用してパッケージをインストールします。
- NetBeans IDE を起動する前に、必ず gdb へのパスを PATH に含めてください。
- 「インストールの確認」を参照し、ツールが NetBeans IDE に正しくインストールされたか確認してください。
Linux
Linux プラットフォームでは、GNU ツールまたは Oracle Solaris Studio ツールを使用できます。
NetBeans IDE では、次のコンパイラとツールがテスト済みです。
| cc |
5.9, 5.10, 5.11 |
Sun Studio 12、Sun Studio 12 Update 1、および Oracle Solaris Studio 12.2 の C コンパイラ |
| CC |
5.9, 5.10, 5.11 |
Sun Studio 12、Sun Studio 12 Update 1、および Oracle Solaris Studio 12.2 の C++ コンパイラ |
| gcc |
4.3.3, 4.4.5 |
Red Hat Enterprise Linux 5 および Ubuntu 8.04 の GNU C コンパイラ、Oracle Linux 6 および Ubuntu 10.10 の GNU C コンパイラ |
| g++ |
4.3.3, 4.4.5 |
Red Hat Enterprise Linux 5 および Ubuntu 8.04 の GNU C++ コンパイラ、Oracle Linux 6 および Ubuntu 10.10 の GNU C++ コンパイラ |
| gdb |
6.8, 7.2 |
Red Hat Enterprise Linux 5 および Ubuntu 8.04 の GNU デバッガ、Oracle Linux 6 および Ubuntu 10.10 の GNU デバッガ |
| gmake |
3.81 |
Red Hat Enterprise Linux 5 および Ubuntu 8.04 の GNU make |
Linux で動作する Oracle Solaris Studio 12.2 コンパイラ
Oracle Solaris Studio 12.2 のコンパイラを Linux OS で使用する場合
Oracle Solaris Studio 12.2 のコンパイラをダウンロードしてインストールする
- ダウンロードするファイル用のディレクトリを作成します。このディレクトリに対する書き込み権限が必要です。
- デスクトップやダウンロードディレクトリといった特定の場所にプロンプトなしでダウンロードするようにブラウザが設定されている場合、ブラウザの環境設定を設定し、作成したディレクトリにダウンロードされるようにします。Firefox の場合、ダウンロードディレクトリは「編集」>「環境設定」>「メイン」で設定されています。
- 使用しているプラットフォーム用のファイルを、作成したダウンロードディレクトリにダウンロードします。パッケージは Oracle Linux、Red Hat Enterprise Linux、および SuSE Linux Enterprise System 向けのものであるため、Ubuntu を使用している場合は、インストール先にするディレクトリに tarfile インストールをダウンロードします。Ubuntu は Oracle Solaris Studio IDE で公式にサポートされているプラットフォームではありませんが、コンパイラは NetBeans IDE でテストされ、動作することがわかっています。
- ダウンロードディレクトリに移動して、ダウンロードしたファイルを圧縮解除し、untar します。
bzcat <ファイル名> | tar xvf -
-
SUSE または RPM パッケージをダウンロードした場合は、『Oracle Solaris Studio 12.2 インストールガイド』の第 2 章の説明に従って、C コンパイラ、C++ コンパイラ、および Fortran コンパイラをインストールします。
- NetBeans IDE を起動する前に、PATH を編集して Oracle Solaris Studio ソフトウェアへのパスを追加します。
- 「インストールの確認」を参照し、ツールが NetBeans IDE に正しくインストールされたか確認してください。
Oracle Linux または Red Hat Enterprise Linux で GNU デバッガをダウンロードおよびインストールするには、次を入力します。
yum install gdb
Ubuntu で GNU デバッガをダウンロードおよびインストールするには、次を入力します。
apt-get install gdb
Macintosh OS X
NetBeans IDE では、次のコンパイラとツールがテスト済みです。
| gcc |
4.2.1 |
Mac OS X 10.6 の GNU C コンパイラ |
| g++ |
4.2.1 |
Mac OS X 10.6 の GNU C++ コンパイラ |
| gdb |
6.3.5 |
Mac OS X 10.6 の GNU デバッガ |
| make |
3.81 |
Mac OS X 10.6 の GNU make |
Mac OS X に付属している次のパッケージをインストールしてください。
これらのパッケージは、無償の ADC メンバーシップを使用して Apple Developer Connection からダウンロードすることもできます。
インストールが正しく行われたことを確認するには、NetBeans IDE を起動し、サンプルプロジェクトを構築して、gdb デバッガ内で実行します。
IDE を起動するには、次のいずれかを行います。
ツールをテストするサンプルプロジェクトの構築
すべてのプラットフォームで、コンパイラのインストールをテストするためにサンプルプロジェクトを構築したり、gdb のインストールをテストするためにデバッガでサンプルプロジェクトを実行したりできます。
サンプルプロジェクトを構築して、デバッガ内で実行する
- 「ファイル」>「新規プロジェクト」を選択して、「新規プロジェクト」ウィザードを開きます。
- ウィザードの「プロジェクトを選択」ページの「カテゴリ」パネルで、「サンプル」カテゴリを展開し、「C/C++」サブカテゴリを選択します。
- 「プロジェクト」パネルで Welcome プロジェクトを選択します。「次へ」をクリックします。
- 「プロジェクトの名前と場所」ページで「完了」をクリックします。
- 「プロジェクト」ウィンドウで、Welcome_1 プロジェクトを右クリックして「構築」を選択します。コンパイラと make ユーティリティーが正しくインストールされていて、それらファイルへのパスが正しく設定されていると、「出力」ウィンドウに構築出力が表示され、プロジェクトが正常に構築されます。
- プロジェクトの「ソースファイル」ノードを展開し、welcome.cc ファイルをダブルクリックしてソースエディタで開きます。
- 「ソースエディタ」ウィンドウで、任意の行の横にある左マージンをクリックすると、ブレークポイントが設定されます。
- プロジェクトを右クリックし、「デバッグ」を選択します。gdbデバッガが正しくインストールされていて、そのファイルへのパスが正しく設定されていると、gdbが起動し、「デバッガ」タブが表示されます。Welcomeアプリケーションが実行され、ブレークポイントで停止します。
- 「デバッグ」>「継続」を選択して、最後までアプリケーションを実行します。
- プロジェクトが構築されなかったり、デバッガが機能しなかったりする場合は、次の節を参照してください。
ツールの問題のトラブルシューティング
- 「ツール」>「オプション」を選択し、「オプション」ダイアログボックスの最上部のパネルで「C/C++」をクリックします。
- 「構築ツール」タブで「ツールコレクション」リストを見て、使用するツールコレクションが一覧表示されているか確認します。
- 一覧表示されている場合はそのツールコレクションを選択して、ツールのパスを確認します。「ベースディレクトリ」のパスが不正な場合、パス環境変数の設定に誤りがあった可能性があります。使用するプラットフォームに応じて、このドキュメントで説明されているパスの設定手順を確認し、必要であればパスを修正します。
- ツールコレクションが一覧表示されていない場合、「デフォルトに戻す」をクリックします。これにより、使用中の環境を IDE が再走査してツールを検索し、パス環境変数が正しくなっていればツールコレクションが見つかるはずです。
- それでも問題がある場合は、次のようにして、新しいツールコレクションを追加してツールのパスを指定することを試してください。
- 「ツールコレクション」リストの下の「追加」をクリックします。
- コンパイラ、デバッガ、および make ユーティリティーの実行可能ファイルを含むディレクトリに移動します。これは通常、bin ディレクトリです。
- ディレクトリを選択し、「開く」をクリックします。IDE によってツールのファミリーが決定され、ダイアログボックスのほかのフィールドも適切に更新されるはずです。そうでない場合はエラーが表示されます。
- ツールが正常に識別されたら、「新規ツールコレクションの追加」ダイアログボックスで「了解」をクリックします。新しいコレクションがリストに表示されるはずです。
- 新しいツールコレクションを選択して「デフォルト」をクリックすると、新しいプロジェクトで自動的にこのツールコレクションが使用されるようになります。
問題が解決できない場合は、「NetBeans C/C++ ユーザーフォーラム」に質問してください。
次の手順
NetBeans IDE を使用した C/C++ アプリケーションの開発方法の簡単な説明については、C/C++ プロジェクトのクイックスタートチュートリアルを参照してください。